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心臓血管センター(循環器科)

心臓血管センター(循環器内科)の紹介

循環器内科は2003年に内科から独立し、心臓専門の診療科(内科)として当初2名体制で誕生しました。一時の医師不足による危機的状況も乗り越え、2014年4月より5名体制となり、当科を代表する手術である心臓カテーテル治療(PCI)総数は6,000例を超えました。
心臓血管センター(循環器内科)では、心臓血管外科と協働して、24時間体制で急性期患者さんの治療を行っており、年間の入院患者数は、1,100~1,200人、平均在院日数9~11日、手術ではPCI数は400~450例、ペースメーカ植込み約70例で推移しております。
当科は県北唯一の循環器内科の基幹施設であることもあり、日本循環器学会、および、日本心血管インターベンション治療学会から研修施設に指定されております。

診療内容

1.外   来 月、火、木、金の午前中
2.手術日 ペースメーカ手術:おもに月、
       カテーテル治療:火、木、金の午後、水曜日終日

主な治療対象

 疾患名  関連する疾患
 虚血性心疾患  急性心筋梗塞、不安定狭心症、陳旧性心筋梗塞、狭心症など
 不整脈  心房細動、心房粗動、上室性頻拍、WPW症候群、心室期外収縮、心室頻拍
 心室細動(ブルガダ症候群)、房室ブロック、洞不全症候群など
 血管疾患  深部静脈血栓症など
 弁膜症  大動脈弁膜症、僧帽弁膜症、三尖弁膜症など
 心筋疾患  特発性心筋症、肥大型心筋症、拡張型心筋症、急性心筋炎など
 その他  急性心不全、慢性心不全、先天性心疾患、心臓腫瘍、心膜疾患など

本院は日本内科学会認定教育施設(県内3施設)に指定されています。
また、当科は日本循環器学会研修施設(県内7施設)、日本心血管インターベンション治療学会研修施設(県内3施設)に指定されています。

診療実績

●循環器内科年間入院患者数・平均在院日数

    2012年
  2013年
  2014年
  2015年
年間入院患者数 1,203
1,101
1,190
1,157
医師数 4
5
5
 医師一人当り年間受け持ち患者数 
(全国平均)
301
(118.8) 
275
238
231
医師一人当り年間受け持ち患者数
(全国平均を1とする)(倍)
 2.53 2.31
2.00
1.94
平均在院日数  8.7  10.8 10.4
9.4

●急性心筋梗塞患者および急性心不全

人口約180万人に対し、年間約1,000人の急性梗塞患者の発生(熊本県の全県調査)するとされている。
宮崎県は人口約110万人(2015年)であり、年間約611人の患者の発症が見込まれる。当院の医療圏は約26万人(県全体の23.6%)であり、年間145人の急性心筋梗塞患者発症が見込まれるが、2015年の急性心筋梗塞患者数は144人であった。
宮崎県北部医療圏では、24時間対応可能な心臓カテーテル検査室は当院のみであり(図1)、宮崎県で発生する急性心筋梗塞患者の約25%(県北地区のほぼ100%)が当院に搬送されている。急性心筋梗塞患者全体の死亡率は12%前後(来院時心肺停止例を含む)、緊急PCIを施行できた患者の死亡率は6%前後となっている。

 

心臓血管センター2.png

 

    2012年     2013年    2014年    2015年  
急性心筋梗塞患者数  172  165
165
144
急性心筋梗塞に対する
緊急PCI総件数
 
124  119
128
130
Door to balloon 時間(分) 98  94
101
84
心不全入院患者数  386   413  665  312
循環器疾患入院中死亡数  76(6.3%) 72(6.5%)
67(5.6%) 57(4.9%)
急性心筋梗塞入院中死亡数  32(18.6%)
18(10.9%)
23(13.9%)
18(12.5%)
心不全入院中死亡数  29(7.5%)
26(6.2%)
13(1.9%)
 20(6.4%)

 

●カテーテル検査・治療

2012年に発表されたEXAMINATION試験とCOMFORTABLE-AMI試験の結果を受け、2013年からは従来の金属ステント(BMS)から、再狭窄の少ない薬剤溶出性ステント(DES)が急性心筋梗塞(AMI)患者にも留置されるようになり、DES留置件数が増加している。

   2012年    2013年    2014年    2015年 
冠動脈造影検査件数(PCIは含めない)  378 429
452
521
左心室造影件数  111
80
65
75
血管内超音波検査件数  433
414
405 407
総力カテーテル治療数  485 475 482 456
PCI  441
418
407
407
緊急PCI総件数(死亡率%)  148(6.8%) 151(4.0%) 167(4.9%) 153(3.8%)
AMI患者に対する緊急PCI(死亡率%)  148(6.8%) 119(4.2%) 128(7.8%) 130(6.2%)
待機的PCI総件数(死亡率%)   293(0.3%)  267(0%)  240(0%)   254(0%)
POBA件数  46  20
24
32
BMS留置件数  126  83
46
24
DES留置件数  193  291
333
347
ロータブレータ件数  15  9
15 9
下大静脈フィルター挿入 11 
11
10
15

総カテーテル治療は、心臓カテーテル治療(PCI)の他、下大静脈フィルター留置術、腎動脈ステント留置術、および、末梢血管の経皮的血管形成術(PTA)を含んだ数。2015年からPTA数に関して統計上、血液透析患者のシャントPTAを含まない数となっております。

「手術数でわかるいい病院2014」(週刊朝日MOOK 朝日新聞出版・2014年2月28日発行)地方別ランキングに循環器内科が掲載されました。心臓カテーテル治療 九州内7位。

HP用2.jpg

●ペースメーカー治療

例年50件前後の新規植込み件数で、件数自体は横ばいですが、電池寿命などのチェックのための半年に一回の外来チェックを行う件数は年々増加しているため、2016年より遠隔モニタリングも開始しております。

      2012年        2013年        2014年      2015年  
ペースメーカ植込み件数(新規) 41 58 55 46
ペースメーカ植込み件数(交換) 12 11 12 11
ICD植込み件数(新規) 2 4 2 3
ICD植込み件数(交換) 0 6 3 5
CRT件数 0 1 1 0
CRTD件数 3 3 4 7

 

●心エコー

年間5000件弱の経胸壁心エコーを行っております。年々重要性が増しており、2015年に超音波検査センターが新たに設置されました。

        2012年              2013年             2014年             2015年      
   経胸壁心エコー検査数    4,755 4,801 4,947 4,796
経食道心エコー検査数 80 74 38 10

 

 

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