救命救急センターの救急搬送受入要請への対応状況(R6.9.12)

当院の救命救急センターの救急搬送受入要請への対応状況については下記のとおりです。

  受付件数① 不応需件数・理由 応需率
(①-②)/①
1 多数受入中 2 専門科不在・検査不可 3 直近病院対応可能・軽症 4 その他 合計
4月 231 1 1 2 1 5 97.8%
5月 268 0 0 5 1 6 97.8%
6月 226 2 0 3 0 5 97.8%
7月 300 4 0 4 0 8 97.3%
8月              
9月              
10月              
11月              
12月              
1月              
2月              
3月              
1,025 7 1 14 2 24 97.7%

このたびは2週間実習を受け入れていただき、ありがとうございました。大変充実した2週間でした。

救急外来での診療に携わったり、ICUの患者さんを担当したりと、毎日学びのある実習でした。朝夕のプレゼンは最初は何を言えばいいのか分からずぎこちなくなっていましたが、回を重ねるごとにだんだん情報収集のやり方やプレゼンのポイントが分かってきました。

今は患者さんを前にすると、緊張してあたふたしてしまいますが、来年から研修医としてたくさんの症例を経験して自信をもって診察をしたり方針を立てたりできるようになりたいです。

  

 研修医一年目の安藤です。当院で働き始めて早5ヶ月が経とうとしており、やっとこの病院にも慣れてきたこの頃です。

 私は今回、救急救命科の研修について説明させていただこうと思います!当院の研修プログラムでは一年目の2ヶ月間、救急救命科で研修することになっており、私は6~7月で研修をさせていただきました。

 一日の基本的な流れとしては、HCU回診→朝カンファレンス→救急外来の初期対応や病棟管理→夕方の申し送り、なのですが、最も緊張するのが朝カンファレンスでの担当患者のプレゼンテーションです。研修医3ヶ月目の私はプレゼン能力に乏しく、自分でも何を言っているか分からなくなることがしばしばありました。しかし、上級医の先生方に指導していただいたり、同期の研修医が堂々と発表している姿を目にしたりすることで、日に日に自分のプレゼン能力が上がっていくことを実感することができました。

 また、研修2ヶ月目に突入するとドクターカーに乗ることができます。ドクターカーとは医療機器が搭載されており、医師や看護師が同乗して直接現場に向かう車のことで、初期治療を開始するまでの時間を短縮することができます。私は1ヶ月の間に10回ほど同乗し、高千穂で患者を収容して熊本の病院まで搬送したり、西郷の山奥で収容してドクターヘリの着地点まで搬送したりなど、なかなかできない貴重な経験をさせていただきました。

 もちろん、日々の救急外来の初期対応や手技なども十分に学ぶことができます。救急搬送が比較的少ない日には上級医の先生がシナリオを設定してくださり、看護師や救急救命士の方々とともにシミュレーションしながら初期対応を教えていただくこともありました。

 初期研修で救急を学びたいなら当院をおすすめします。少しでも興味のある方はぜひ見学にきてみてください。待ってます!!

 

外傷のシミュレーションにてバックボード固定されている同期のSくん