先日の病院見学では、お忙しい中にもかかわらず寺尾先生をはじめ、県立延岡病院の皆さまには大変お世話になりました。先生方から熱心に指導、お話をして頂いたお陰で、充実した3日間を過ごす事が出来ました。
地元で交通の便の悪さはよく知っていたので、1次から3次まであらゆる症例が集まる病院という印象を持っていました。
救命救急センターを見学させて頂いた時、やはり症例の多様性を感じました。夜間の当直では研修医の先生が内科系・外科系の先生と相談しながら診療をされている姿をみる事ができました。研修中の当直には不安がありましたが、こまめに先生に相談できる事がわかり少し安心しました。研修医の先生も積極的に当直をされていて、前向きに考えられるようになりました。
また、off the jobに力を入れている所もとても魅力的だと思いました。延岡で講習を受講するのは交通面で難しいと思っていましたが、仕事の空き時間にACLSの講義を受けられる、講習にかかる費用の補助があるなど、受講しやすい環境にあると感じました。
周産期センターでは授乳から採血、エコー、そして新生児蘇生などを実際にさせて頂き、とても勉強になりました。新生児蘇生法は実際にやってみると難しく、なかなか思い出せなかったりしたので、体で覚える事が大切だという事が分かりました。
小児科では外来に陪席させて頂きましたが、他の医療機関との連携が大切になる事を教えて頂きました。意思疎通が難しい患者さんの状態の把握や、検査や治療を行う事の難しさを間近で学ぶ事ができました。小児科も様々な症例が集まっているので、いろいろな疾患について勉強できる所は魅力的だと思います。
研修医部屋も快適で、机などの自分で使えるスペースも広めで過ごしやすそうでした。宮崎大学、熊本大学からの先生方が楽しく話していたり、一緒に研修をしたりして、とても楽しそうでした。見学中も研修や勉強の話をはじめ、いろいろお話できてとても楽しかったです。
この3日間の経験を、これからの勉強に生かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。