院長のごあいさつ

宮崎県立延岡病院のホームページにようこそ 

院長の「寺尾公成」でございます。

院長職を拝命して1年が経ち、今ここに昨年度の1年間を俯瞰してみますと、4月に「働き方改革が狼煙を上げ」、5月には「新元号、令和がスタート」、10月には「消費税が10%に増税」、1月に「オリンピックイヤーの幕開け」、と思いきや、昨年末に発生した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」が今や地球規模で拡散し、如何ともし難い窮屈な生活が強いられた新年度の幕開けとなりました。

さて当院は、医療法許可病床数410床(厚生局届出病床数388床)を有し、宮崎県北地区の中核病院としての役割を担っています。循環器疾患、脳神経疾患及び種々の外傷疾患に代表される救急医療を初めとして、悪性腫瘍の集学的医療、ハイリスク小児・周産期医療、様々な合併症を有する高齢者医療など、高度医療を必要とする二次、三次医療の提供が当院に課せられた役割であります。

昨年4月にスタートした「心臓脳血管センター」での循環器疾患に対する診療は、10月から心臓カテーテル室が2室同時稼働体制となり、まさに当院の理念である「良質で安全な医療の提供」が実現可能となりました。近い将来には、ハイブリッド型血管内治療室(仮称)での医療も展開されていく予定で、心筋梗塞に加え脳卒中や重症外傷などの一刻を争う救急疾患に対する待ったなしの医療が営まれていくことでしょう。

現在、2018年に導入された延岡消防署の車両を利活用した「ピックアップ方式」によるドクターカー体制が稼働中ですが、今年度中には、いよいよ専用のドクターカーが当院に設置されることが決定しました。現在運行中の医療用ヘリコプター(ドクターヘリ、防災ヘリ)とあわせて、攻めの救急医療体制が一層強固なものとなり、いわゆる「病院前救急」が飛躍的に向上することが期待されます。

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」という目に見えぬ難敵を打破すべく、そして今後新展開されるであろう医療の世界を見据えて、邁進していきたいと思いますので、皆様方の温かいご支援とご協力をお願いいたします。

“医療とは、理路整然とした科学と、心溢れる情熱の融合である。”

2020年4月1日
宮崎県立延岡病院
院長 寺尾公成てらおきみなり