臨床研修センター
19年前に新しい卒後臨床研修制度が開始しました。当院の初期研修医は、当初は宮崎大学や熊本大学の協力型プログラム(大学での研修が主で、当院では期間限定で研修するプログラム)がほとんどでした。近年は県北出身の医学生が増加しており、当院での研修を主とする基幹型初期研修医も年々増加傾向が続き、現在は10名を数えます。
宮崎大学、熊本大学、済生会熊本病院、県立日南病院の協力型プログラムや、3県立病院をローテートするプログラムも合わせると、毎月10-15名の初期研修医が研修に励んでいます。
昼間はローテートする診療科内で研修に励み、夜間や休祭日は救命救急センターで上級医とともに救急診療にあたり、日毎にたくましさを増しています。
本年4月からは松田俊太郎副センター長も当院に赴任され、横断的な病態概念及び基本的な診断法等の学びや、地域医療学及び総合診療学の指導も行き届くこととなり、急性期疾患だけでなくバランスの取れた医療教育が提供できることとなりました。
専門領域の後期研修が開始された後も宮崎県内で活躍する若手医師がもっと増えるように取り組んで参りますので、ご支援をよろしくお願い申し上げます。