病理診断科

病理診断科の紹介

病理診断科の理念
「的確な病理診断を通じて医師や患者さんのニーズに応えます」

 病理診断科では患者さんの身体から生検や手術、穿刺などで採取された組織や臓器、細胞よりガラス標本を作製して、肉眼もしくは顕微鏡で観察し、病変の有無や種類、進行度などを診断しています。このような医行為を病理診断(組織診)、細胞診といい、臨床検査技師、細胞検査士の協力・支援のもとで病理医が担当します。当院は現在、日本病理学会指定病院、日本臨床細胞学会認定病院となっており、細胞検査士の資格を有する臨床検査技師が在籍しています。

 2020年3月まで、長期に渡り県立延岡病院の診断業務を担われていた石原明副院長と2人体制でしたが、4月から宮崎大学のサポートの元、1人病理医として日々の診断業務をこなしています。 日頃、患者さんの前に出ることのない診療科ですが、近年は病理外来を開設している病院もあるようです。当院は1人病理医のため、日常の外来業務は困難ですが、要望があれば患者さんの病理診断に対する疑問には答える努力をする所存です。この場合、各診療科主治医もしくは医療連携科を通じて、病理診断科の紹介・予約を受けて下さい。受診された患者さんには様々なプレゼンテーションを行い、病理医から説明を受けることができます。

診療内容

  • 病理組織学的診断
  • 細胞診
  • 術中迅速病理診断・術中迅速細胞診
  • 病理解剖