宮崎大学協力型 高江将史 (2012年4月~2012年6月)

 私は宮崎大学附属病院の研修プログラムで、研修医一年目の4月から3か月間県立延岡病院の救急・麻酔科を回らせていただきました。医師となって初めての職場が延岡と決まった時、慣れない土地でやっていけるのかという不安のほうが大きかったです。しかし、延岡での3か月の研修は充実しており、初めて研修できた病院が県立延岡病院で本当に良かったと感じています。その理由としてはまず救急外来当直では様々な症例を経験できるため、自分の回っていない科の先生方からもご指導を受けることができ、科の垣根を越えた交流ができたからです。また日中に救急の患者さんが来られないときは、麻酔科の先生にご指導受けることができます。これは県立延岡病院の救急を回るときの大きな特徴の一つであると感じました。またコメディカルのスタッフの方々も優しく、いろいろなことを教えていただき本当に助かりました。

 そして何よりの魅力は研修医同士の強いつながりです。仕事面では科は違えどもお互いに刺激しあい、当直で経験した症例などを教えあうなどして切磋琢磨できました。また飲み会や研修医同士で旅行したりと、仕事だけでなくプライベートもかなり充実したものでした。本当に信頼できる仲間がいたおかげで延岡での研修を頑張ることができ、私にとってかけがえのない出会いとなりました。

 延岡での3か月間はあっという間でしたが、本当に仕事面でもプライベートでも濃密な時間を過ごすことができました。また、ぜひ来年も県立延岡病院で研修をしたいと考えています。3か月間本当にありがとうございました。