宮崎大学5年生 有馬瑛子さん(2013年11月29日~12月1日)

~県立延岡病院見学の感想~
土曜日の朝から日曜日の朝までの24 時間、主に研修医の先生方について救急外来を見学させていただきました。
金曜日までポリクリ実習があったため、前日夜から当直室に泊めさせていただきました。

見学が始まってすぐに、急性心筋梗塞やくも膜下出血などの重症な疾患の患者さんが運ばれてきました。
first touchは2人の研修医の先生方で、手際良い身体診察や問診を行い除外診断を行われており、
その際に、私達学生になぜこのように診断したか、その診断した疾患の症状や治療法などをわかりやすく教えて下さりました。
実際に目の前に患者さんがいらして、その場で考え対処するのは、とても難しいと思いました。
あと2年後、研修医の先生方のようにテキパキとした処置ができるのか・・・不安になりました。
様々な症状の患者さんに対し、自分達で考え、診断し、治療できて、更にその後の経過もしっかり見れるのは、延岡病院の魅力だと感じました。
今回は救急診療を主に見学させていただいたのですが、様々な専門の先生方と協力しながら処置されており、
知識や技術を多方面から学ぶことができました。

24時間という短い時間でも、多くのことを学び吸収でき、更にモチベーションが向上しました。
初めての病院見学だったので、何をしていいのかわからず不安でしたが、指導医・研修医の先生方や看護師の方の優しさですぐに不安は消え充実した見学を過ごすことができました。
最後になりましたが、お忙しい中快く見学を引き受けて下さった寺尾先生をはじめ、
指導して下さった指導医・研修医の先生方、病院内のスタッフの方々本当にありがとうございました。

 宮崎大学医学部5年 有馬瑛子