熊本大学5年生 石内総一郎さん(2016年8月24日~26日)

 私は、8月24日から26日までの3日間、県立延岡病院を見学させて頂きました。

 1日目は、循環器内科と夜間の当直を見学させて頂きました。循環器内科では様々なカテーテル治療、検査を見ることができました。先生方が、私に説明をされながらカテーテル操作を行って下さったので、今何をしているのか、何をしようとしているのかがよく分かり、とても勉強になりました。
当直では、研修医の先生について見学させて頂きました。患者さんが来ると、研修医の先生が問診をし、心電図やその他の所見をとり、レントゲン、CTの撮影を依頼し、検査用の血液を採取するといった様々なことをてきぱきと行っており、自分もこういった研修医になりたいと思いました。治療に関しては、上級医の先生と相談して決めていたため、安心で、なおかつ研修医の勉強にもなる環境だなと感じました。

 2日目は腎臓内科と呼吸器内科を見学させて頂きました。腎臓内科では、主に透析を見学させて頂きました。特に腹膜透析は見るのが初めてで、実際の患者さんの様子や透析液の交換の仕方を見学させて頂いたり、透析液の濃度の決め方などを教えて頂いたりと、とても勉強になりました。
呼吸器内科では、患者さんを一通り見て回った後、実際のレントゲンを見て、病気について色々と教えて頂きました。また、ICTの見学をさせて頂いた際には、各診療科の先生方の仲の良さを感じることができ、雰囲気の良い病院だと思いました。

  3日目は泌尿器科を見学させて頂きました。泌尿器科では、尿管結石に対するTULを見学させて頂きました。すごく近くで見学させて頂き、器具の説明も細かくして下さりました。また、少しだけ手伝いもさせて頂き、とても勉強になりました。
全体を通して、先生方とお話をする機会もたくさんあり、多くのことを学ぶことができました。とても有意義な見学でした。

 最後になりますが、お忙しい中、先生方や事務の方々には大変お世話になりました。誠にありがとうございました。