宮崎大学協力型 高江将史  (2013年10月~11月)

 私は1年目に県立延岡病院の救急・麻酔科をまわらせて頂き、2年目は循環器内科を研修させて頂きました。
1年目は初めての研修先ということもあり、右も左もわからないまま研修が始まりましたが、3か月の間に様々な科の先生方や病院スタッフ方々のご指導により、充実した研修生活を過ごすことができました。

 県立延岡病院の研修の特徴の一つとして、どの科に所属していても当直があります。当直では様々な症例を経験することができます。2つ目に研修医はみな同じ研修医部屋で過ごし、普段の診療や当直で経験した症例をみなで討論したりして、切磋琢磨します。また研修医同士で食事や飲み会に行ったりとプライベートも充実しています。

 今後も県立延岡病院で学んだことを生かせるように、頑張ります。

宮崎大学付属部病院 研修医2年目 高江将史

 熊本大学医学部5年の古川です。
 先日はお忙しい中、私のために時間を割いてくださりありがとうございました。 

 1日と短い時間ではありましたが、延岡病院の雰囲気を感じることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
 先生方の仕事を直接見ることができ、病院における医師の業務の理解が深まりました。当直実習では、救急患者への対応の一端を体感させて頂きました。実習日には搬送が少ないとのことでしたが、患者さんへの対応や当直医師への連絡を円滑に行わなければ、搬送が多い日に対応できないだろうことが想像できました。また、皮膚科の手術見学では、術後の創がいかに目立たないようにするか腐心しておられるかが分かりました。卒業後にどのような研鑽をしなくてはならないのか、おぼろげながらわかってきた気がします。
 この実習で得たことを今後に生かせるよう、頑張っていきたいと思います。

 貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

病院見学を終えて

宮崎大学5年 大塚ゆかり

県立延岡病院で二回目の当直体験をさせていただきました。見学申し込みのメールがきちんと送信できていなかったため、見学直前に電話にて申し込んだにもかかわらず、快く見学を受け入れてくださり、本当にありがとうございました。

前回の当直体験でも多くの症例を見ることができましたが、今回はさらに幅広い症例を見ることができ、とても勉強になりました。県立延岡病院で見学する度に、急性心筋梗塞が疑われてからPCIが始まるまでの迅速さがとても印象に残ります。またPCIが始まってから狭窄部にステントを留置するまでの時間もあっという間でした。研修医の先生が初診から検査のオーダーなど全て手際よく行われている姿を見て、憧れを抱くと同時に、二年後に自分が先生方のようになれるのだろうかと不安にもなりました。しかし、研修医の先生が「ここでは自分で考えて検査をオーダーしたり、鑑別を挙げたりしなければならないから勉強になる。忙しいけれど、ただ忙しいだけじゃなくて、自分で疾患について調べたり、救急で診た患者さんがどうなったかカルテで確認したりもできる。」とおっしゃっていたのがとても心に残り、ますます延岡病院が魅力的に感じました。

短い間でしたが、今回の見学でも多くのことを学ぶことができました。宮崎と自分の出身地である熊本の中間にある延岡病院は見学に来る度に心魅かれます。

寺尾先生をはじめ、延岡病院の方々には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。次回は平日に見学を申し込みたいと思います。

~県立延岡病院見学の感想~
土曜日の朝から日曜日の朝までの24 時間、主に研修医の先生方について救急外来を見学させていただきました。
金曜日までポリクリ実習があったため、前日夜から当直室に泊めさせていただきました。

見学が始まってすぐに、急性心筋梗塞やくも膜下出血などの重症な疾患の患者さんが運ばれてきました。
first touchは2人の研修医の先生方で、手際良い身体診察や問診を行い除外診断を行われており、
その際に、私達学生になぜこのように診断したか、その診断した疾患の症状や治療法などをわかりやすく教えて下さりました。
実際に目の前に患者さんがいらして、その場で考え対処するのは、とても難しいと思いました。
あと2年後、研修医の先生方のようにテキパキとした処置ができるのか・・・不安になりました。
様々な症状の患者さんに対し、自分達で考え、診断し、治療できて、更にその後の経過もしっかり見れるのは、延岡病院の魅力だと感じました。
今回は救急診療を主に見学させていただいたのですが、様々な専門の先生方と協力しながら処置されており、
知識や技術を多方面から学ぶことができました。

24時間という短い時間でも、多くのことを学び吸収でき、更にモチベーションが向上しました。
初めての病院見学だったので、何をしていいのかわからず不安でしたが、指導医・研修医の先生方や看護師の方の優しさですぐに不安は消え充実した見学を過ごすことができました。
最後になりましたが、お忙しい中快く見学を引き受けて下さった寺尾先生をはじめ、
指導して下さった指導医・研修医の先生方、病院内のスタッフの方々本当にありがとうございました。

 宮崎大学医学部5年 有馬瑛子

   11月28日に、タイ国医療技術者2名が当院を訪問し、人工透析室やICU等を見学しました。

   当院を訪問したのはタイ国立ラチャウィティ病院でバイオメディカルエンジニアの職にある、チャルーン・ピッタレックさんとスパチャイ・グラーロップさんのお二人です。宮崎県は、東九州メディカルバレー構想における「医療分野でのアジアへの貢献」の推進の一環としてタイの医療技術者を研修生として受け入れていますが、お二人は8月から受け入れた第1グループの看護師に続く第2グループとして、11月1日から九州保健福祉大学を拠点に、血液透析を中心とした日本の医療機器に関する技術研修を受けています。

   このたびの見学では、九州保健福祉大学の竹澤教授の案内により、人工透析機器をはじめとする様々な医療機器が実際の医療の現場においてどのように使用されているかを竹澤教授や当院に拠点をおいて研究を行っている宮崎大学医学部血液・血管先端医療学講座の藤元教授及び当院の医療スタッフに尋ねながら熱心に研修していました。

   チャルーンさんとスパチャイさんは、来年1月まで滞在し、県内と大分県の病院や医療機器のメーカーを見学する予定です。

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人工透析室の見学     透析機器の説明を受ける研修生   
         

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透析機器に関して質問をする研修生     機械室の見学  
         

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臨床工学科の見学      中央滅菌室の見学  
         
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臨床工学科のスタッフと     人工透析室のスタッフと  
         

 

11月16日(土)に、県立延岡高校の皆さんが当院周辺の除草ボランティアをしてくださいました。 
ボランティアに参加されたのは、同校メディカル・サイエンス科1年生と引率の先生方の総勢70名で、植え込みの雑草やゴミの除去に一生懸命に取り組んでいただきました。
おかげさまで、植え込み周りや、リハビリコース等が大変きれいになりました。
本当にありがとうございました。

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県立延岡病院での実習を終えて

宮崎大学医学科6年 ノキ田 一旭

 6年時のクリニカル・クラークシップにて救急救命科、麻酔科を中心に2週間実習をさせていただきました。基本的にはオペ室にて麻酔科の実習を行い、救急搬送があった際は救急外来にて救急救命科の実習にあたらせていただきました。実習期間中は、研修医の鞆田先生につきっきりでご指導いただき、大変充実した時間を過ごさせていただきました。

麻酔科の実習では、術前訪問から術中、術後管理まで周術期管理に立ち会わせていただき、2週間を通して様々な症例に触れる事ができ、またJATECの教科書や英語の論文を用いた勉強会にも参加させていただき貴重な経験となりました。

 救急救命科の実習では、竹智先生のご指導のもと、より実践的な実習を行わせていただく事ができました。搬送されてくる症例も非常に多岐にわたり、各診療科の先生方が救急救命科のフロアに集い治療にあたり、その後、症例についてご指導していただけるという点が非常に魅力的に感じました。当直にも参加させていただきました。研修医の先生方に症例について丁寧にご指導いただき大変貴重な経験となりました。

 歓迎会や研修医の先生方に延岡の美味しいお店に連れて行っていただけたことで、今回の実習が大変楽しい時間となりました。誠にありがとうございました。

 今回の実習を通して、県立延岡病院の魅力的な面に触れたことで、来年もまた県立延岡病院に戻ってきて、今度は研修医として初期研修を行いたいという思いが芽生えました。来年度も研修医として改めて参りますので、その際はご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、院長の楠元先生、副院長の寺尾先生をはじめご指導頂きました先生方、実習するに際して御尽力していただいたスタッフの方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。2週間という短い期間ではではありましたが、大変貴重な実習をさせていただきました。本当にありがとうございました。

 

 宮崎大学5年大塚ゆかり 

休日にもかかわらず、救命救急センターでの見学を受け入れていただき、本当にありがとうございました。当直をさせていただいたのは初めてのことで、戸惑うことも多々ありましたが、研修医の先生方に教えていただきながら沢山のことを学ぶことができました。

救命救急センターでは、心筋梗塞やめまい、大腿骨転子部骨折、食中毒、小児の喘息や嘔吐などさまざまな症例を見ることができました。心筋梗塞の患者さんが搬入されてからPCIが行われるまでの迅速さにとても驚きました。また延岡市の夜間急病センターは23時までで診療が終わるということで、23時以降は小児のwalk-inの患者さんも見ることができました。私は小児救急に興味を持っていることもあり、研修で小児の夜間救急も学べることはとても魅力的だと感じました。救命救急センターでは救急車、walk-inのどちらも初診は全て研修医の先生がされていて、2年後に自分が先生方のようにできるだろうかと少し不安にもなりました。

県立延岡病院が県北の医療の砦であることは以前から知っていましたが、実際に見学に行ったことで改めてそのことを実感しました。休日でも病院に来て救急対応されている研修医の先生方のモチベーションの高さに驚くとともに、自分もこのような環境で研修したいと思いました。

今回の見学は救命救急センターのみの見学でしたが、次回は平日に小児科や産婦人科、整形外科で見学させていただきたいと思います。1日が過ぎるのはあっという間でしたが、とても充実した1日でした。本当にありがとうございました。