臨床支援科

 平成20年の診療報酬改定で「医師事務作業補助者」という職名が誕生しました。
 県立延岡病院においては「医療秘書」という名称で、医事の事務作業の負担軽減を図り、診療に専念できる環境を整備することを目的に業務をおこなっています。
 その内容は、生命保険診断書をはじめとする文書作成補助業務、医師の外来診療等補助業務、診療に関するデータ集計補助業務などさまざまであり、柔軟な対応や専門的な知識を必要とされる場面もあり、やりがいを感じています。
 以前は組織上の位置付けが明確だといえない面がありましたが、令和4年4月1日から医療管理部に「臨床支援科」として正式に位置付けられたところです。
 医師の事務作業に関するタスク・シフトを推進することは、さまざまな職種の負担軽減にもつながりますので、これからもより良い医療の提供を支えていきたいと考えています。