循環器内科(心臓血管センター)

 循環器内科は2003年に内科から独立し、心臓専門の診療科(内科)として当初2名体制で誕生しました。一時の医師不足による危機的状況も乗り越え、2014年4月より5名体制となり、2019年には心臓脳血管センターも開設され、さらに2名増員となり現在は7名体制となっております。
 心臓血管センター(循環器内科)では、心臓血管外科と協働して、24時間体制で急性期患者さんの治療を行っており、年間の入院患者数は、約1100人、平均在院日数約8日、手術ではPCI数は約460例、ペースメーカ植込み約130例で推移しております。
 2020年からカテーテルアブレーションを開始し、年間60例施工しています。
当科は県北唯一の循環器内科の基幹施設であることもあり、日本循環器学会、および、日本心血管インターベンション治療学会から研修施設に指定されております。

診療内容

1.外来 月、火、木、金の午前中
2.手術日 ペースメーカ手術:平日(月~金)
カテーテル治療:平日(月~金)

主な治療対象

 疾患名  関連する疾患
 虚血性心疾患  急性心筋梗塞、不安定狭心症、陳旧性心筋梗塞、狭心症など
 不整脈  心房細動、心房粗動、上室性頻拍、WPW症候群、心室期外収縮、心室頻拍
心室細動(ブルガダ症候群)、房室ブロック、洞不全症候群など
 血管疾患  深部静脈血栓症など
 弁膜症  大動脈弁膜症、僧帽弁膜症、三尖弁膜症など
 心筋疾患  特発性心筋症、肥大型心筋症、拡張型心筋症、急性心筋炎など
 その他  急性心不全、慢性心不全、先天性心疾患、心臓腫瘍、心膜疾患など

本院は日本内科学会認定教育施設(県内3施設)に指定されています。
また、当科は日本循環器学会研修施設(県内7施設)、日本心血管インターベンション治療学会研修施設(県内3施設)に指定されています。心不全・急性冠症候群の記述統計算出研究の実施について本院は日本内科学会認定教育施設(県内3施設)に指定されています。
また、当科は日本循環器学会研修施設(県内7施設)、日本心血管インターベンション治療学会研修施設(県内3施設)に指定されています。

オプトアウトについて

通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い、実施します。
臨床研究のうち、患者への侵襲や介入がなく、診療情報等の情報のみを用いる研究や、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針(『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』)に基づき、対象となる全員の方から個別に、直接同意を得ることはしておりません。研究に関する情報を公開し、さらに拒否の機会を保障するようにしております。これを「オプトアウト」と言います。

当科でオプトアウトを行っている臨床研究は下記の通りです。研究への協力を希望されない場合はお知らせください。