宮崎大学5年生 渡邉泰二郎さん (2014年12月14・15日)

 今回、県立延岡病院救急部を見学させていただきました。地元で一番大きな病院であり、市民を支えている中核病院を以前から訪れてみたいとは思っていたのですが、今回それが叶ったのは非常に僥倖でした。
 経験させていただいた十数台の救急患者はいずれも重篤で、しかし若手の先生が冷静に対処していましたのが、非常に印象的でした。上級医の先生方との連携も重視されていて、何か困難があれば、すぐに相談できる体制が整っており、研修に必要な体制としての必要なものが全て揃っています。まさに医師として成長できる場であり、もし機会があれば是非このような病院で、重要な最初の2年間を過ごしたいと思える病院でした。最後にはなりますが、御多忙の中、急な見学にも関わらず、暖かく迎えて頂けました事、心より感謝しております。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

こんばんは。当直中の空き時間にブログを更新しております。

宮崎大学協力型プログラム1年次研修医のノキ田です。3カ月間(9~11月)の救急科研修を県立延岡病院で行わせていただきました。

県立延岡病院での研修は、各診療科での日々の研修プログラムの充実もさることながら、「Off-the-job Training」と銘打った研修医向けの各種プログラムも充実しています。

具体的には、月2回の各科の先生を講師として行われる「研修医セミナー」や年1回開催される「研修医縫合コンテスト」、年2回の「県立延岡病院学会」等が予定され、その他にもBLS、ACLS等の各種資格取得・学会参加サポートの体制も整備されています。

タイトルにもあるように、今月11月より縫合コンテストに向けて、縫合実習が始まりました。本年度は整形外科の先生を講師にお招きし、2月の大会に向け、縫合のイロハをご指導頂きます。私自身は研修日程の都合により2月の縫合コンテストには参加できませんが、大会本番に向けて縫合技術の向上を目標に切磋琢磨して行きたいと思います。今後ともご指導よろしくお願い致します。

縫合実習の後は、講師の先生方と研修医一同で街にくりだし楽しい時間を過ごしました。「Off-the-job Drinking」も充実した県立延岡病院で一緒に楽しく研修しませんか?

研修医からのメッセージ.png

「宮崎県立延岡病院での見学を終えて」

 私は今回、11月1日から3日にかけて救命救急センターと産婦人科を見学させていただきました。
 初日は延岡医学会総会に同行させていただき、その後、次の日の朝までに、分娩を二件見学させていただきました。
 そして、朝から研修医の先生につき、一日の休日当直を見学しました。翌日の朝までに軽症から重症まで、様々な症例を経験することが出来ました。大学の実習とは異なる、先生方の素早く的確な対応を目の当たりにすることができ、貴重な体験となりました。また、私の勉強不足から分からない事があっても、どの先生方も非常に優しく丁寧に教えて頂きました。
 さらに、救急当直の合間に、分娩を二件見学させていただき、そのうち一件の帝王切開は術野に入らせていただきました。迅速な手術を目の前で経験することができました。そして、3日目は午前の産婦人科の病棟業務を見学させていただきました。
 今回の見学を通して、県立延岡病院で働かれている先生方が、熱意を持って県北の医療を支えている姿に感銘を受けました。短い期間でしたが、県立延岡病院での初期研修に強く興味を抱き、さらに多くの魅力を見てみたいと感じました。
 最後になりましたが、お忙しい中快く見学を引き受けて下さり、直接、産婦人科の診察から帝王切開術まで多くの事を教えてくださった寺尾先生をはじめ、期間中、研修医の実際の診療を通して様々なことを優しく教えて下さった甲斐先生、分娩など時間を問わない忙しい産婦人科の業務の中、親切に教えてくださった土井先生、山内先生、お世話になりました先生方、病院内のスタッフの方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。