研修医室と当直室の紹介します!

こんにちは。
フェニックスプログラム研修医目井です。自分は6か月延岡病院を研修させてもらいました。今回は研修医室と当直室の紹介します!
研修医室は救命救急センターとヘリポートに挟まれてます。研修医室は研修医のみで1部屋なこともあり、非常にリラックスできる空間です。仕事終わりにみんなでしゃべったり、困ったことを相談したりする場所となってます。一人1机あり、それぞれ机の中に参考書だったりお菓子などの食料を隠し持ってます。研修医室の壁には過去の先輩たちの写真だったり、思い出の品もあったりなかったり。。。(※匿名化のために画像を加工してます。)

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研修医長の机です。本がいっぱいあって、真面目さがうかがえます。院内学会の準備で忙しいようで統計関係の本がちらほら。

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研修医室には電子カルテもあります。救急外来の症例の振り返りや受け持ち患者さんのカルテ書きに便利です。
災害などの緊急時に備えて、酸素などの配管も完備してます。数か月前からホワイトボードが加わり、知識の共有しやすくなりました。ほかにも別の場所に予定表があって、告知事項などが掲載されてます。

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当直室は非常に新しく、冷暖房完備です。シーツも毎日交換が入るので清潔です。当直中の疲れを癒してくれます。研修医室の隣にあるので非常に便利です。中から鍵もかけれるので女性も安心(だと思います)。
見学に来る学生さんも実際当直室に泊まるので、寝心地を体験してみてくださいね。

  私は7月30日から1泊2日で、小児科、NICU、産科、救急外来、婦人科手術を見学させていただきました。
 自分自身初めての病院見学であり、事前の不安は大きかったのですが、担当の先生方にひとつひとつ丁寧に指導・説明していただき、大変有意義な見学実習を経験することが出来ました。ありがとうございました。

 初日朝からは小児科を見学しました。病棟の症例に関して、ひとつひとつカルテを参照しながら説明していただき、座学のみでは分からない疾患についての注意点、診断法などを理解することが出来ました。
 その後小児科外来を見学しました。先生が患者のみならずその保護者の話にも熱心に耳を傾け、説明を行っている姿を見て、医療面接の基礎を実感しました。また小児科診察においては、対象疾患が多岐にわたるため、心疾患や皮膚疾患などの幅広い知識が必要であると感じました。

 午後からはNICUを見学しました。カンファレンスから参加させていただき、NICUの多忙さを知ることが出来ました。その後は産科で出産を見学したのですが、経膣分娩の予定が急遽帝王切開となり、緊急帝王切開の慌ただしさを目の当たりにし、ただただ唖然としてしまいました。先生の一声でスタッフ全員が一気に帝王切開の準備に入り、本当にあっという間に麻酔・器具準備・手洗い・ガウン装着まで完了しまうという先生方およびスタッフの皆さんの仕事ぶりに、月並みではありますが「プロの技」を感じました。無事に分娩が完了し、赤ちゃんが素早く保育器に移されてNICUへと搬送されていく様子を見て、感動を覚えました。

 当日夜は救急外来の当直に同席しました。上級医の先生の指導のもと、研修医の先生が堂々と自信を持って診察をされており、尊敬の念を抱くとともに、自分が研修医となった際にも、このような環境のもとで救急外来の診療技術を学びたいと思いました。
 その後朝からは経膣分娩を1件見学させていただいたのち、2件の婦人科手術に同席し、術野にも入らせていただきました。手術の場においても、上級医の先生の指導のもと若い先生方が積極的に執刀を行っており、医師として研鑽を積む上で理想的なシステムであると実感しました。

 今回の病院見学を通して、貴院のシステムおよび施設・設備の充実ぶりに驚嘆するとともに、各先生方の温かい指導・アドバイスに感動しました。上級医の先生から研修医の方まで、どの先生方も学生の自分に対して親身に接していただき、貴院のアットホームな雰囲気を実感することが出来ました。
 今回は1泊2日という短い時間でしたが、今後は長期休業期間などを利用して、より長期間見学にうかがいたいと思います。
 このたびは貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

クリニカルクラークシップを終えて   宮崎大学医学部医学科6年 谷口昂也

 このたびはお忙しい中、2週間のクリクラを受け入れてくださりありがとうございました。延岡病院で実習させて頂くのは今年の3月のバスツアー以来の約4ヶ月ぶりのことで、この時期に宮崎大学から実習で行くのが自分だけだったので不安もありましたが、それ以上にとても楽しみにしていました。

 この2週間は小児科をまわらせていただき、自分は平江先生につかせてもらいました。実習中、要所ごとに聴診をさせて頂いたり、輸液の考え方や抗生剤投与のタイミングなど、教科書等からでは学べないようなことをたくさん教えて頂きました。また、小児実習を通しては、喘息や川崎病など大学ではあまり見ることのなかったCommon diseaseをみることができたことはもちろん、大学でもあまり見ないような珍しい疾患の方もいらっしゃり、幅広い症例をみることができました。診療の合間の時間には、先生のおすすめの小児の教科書を教えてくださったりと、小児科を志している自分にとっては非常に充実した2週間となりました。

 また、クリクラの2週間のうち、週に1度ずつの2回、当直の見学をさせて頂きました。前回のバスツアーの時とは違い、2週間のうちに当直に入られる研修の先生とも話す機会が多かったので当直中いろいろなことを教えて頂けました。研修医の方の落ち着いた対応をみていると、自分も1年後にこのようになれるよう頑張ろうと改めて思えました。延岡病院の救急は、CPAで運ばれてくる患者さんや交通事故後の方など重篤な方から、喘息発作の方のwalk inまで幅広くみることができ、そのそれぞれの処置に研修から関わることのできる環境は医師としての経験をつむうえでとても恵まれた環境に思えました。

 最後になりますが、2週間という短い期間でしたが大変お世話になりました。実習の最後にこの病院で学ぶことができて本当に良かったと思います。これからは、卒試、国試と実習の場からは少し離れてしまいますが、この2週間で学べたことをいかしつつ、立派な医師を目指して頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。