会計の待ち時間について

当院では、「Off the Job Training」の一環として、研修医の技術向上を目的とした「縫合コンテスト」を年1回(2月)開催しています。

腹壁筋膜モデルを使用した「筋膜結節縫合」と豚皮を使用した「真皮埋没縫合」を実施し、縫合技術を競います。

当日は、実際の手術に即した環境で縫合をし、医師や看護師による審査で優勝者が決まります。

練習風景(研修医室にて)

コンテスト前に、担当の医師の指導を受けながら練習を行います。

 私は8月25日から三日間で、救急外来、麻酔科、心臓血管外科、循環器内科、外科を見学させていただきました。

 1日目は午前中から研修医の先生に付いて救急外来と麻酔科を見学しました。研修医の先生は救急と麻酔科を同時に回るので忙しそうでしたが、分からないことや疑問点を分かりやすく解説していただき大変勉強になりました。救急外来では、患者さんが搬送されてからの医師と看護師の一連の素早い対応と緊張感のある雰囲気を目の当たりにできてとても貴重な経験ができました。夜は当直を見学し、研修医の先生が診察し、上級医の先生方と連携して次々と来る様々な患者さんを診察して治療していく様子を見ることができました。
 2日目は心臓血管外科の冠動脈バイパス手術を見学しました。カンファレンスの時の和やかな感じからの手術時の緊迫した雰囲気の変わりように驚きました。夜は懇親会で先生方との交流の場を設けていただて、普段では聞けないようないろんな話が聞けたりできてとてもためになりました。
 3日目の午前中は循環器内科でカテーテル治療を、午後は外科で乳癌の手術を見学し、ここでも多くのことを勉強させていただきました。

 今回の病院見学を終えて、県立延岡病院の設備の充実さと雰囲気の良さ、地域医療に対する貢献の大きさを感じることができました。また研修医の先生方も熱意に満ちており臨床研修の充実ぶりをうかがい知ることができました。そして、三日間も大変有意義で貴重な経験をさせていただき、お世話になった多くの先生方に感謝いたします。ありがとうございました。