熊本大学5年生 Sさん(2016年12月27日)

 私は今回、宮崎県立延岡病院にて、呼吸器内科・救急科の見学させていただきました。
 呼吸器内科では、外来陪席、カンファレンス、感染対策のラウンドに参加させていただきました。先生方はお忙しい中でも、学生の自分をとても気に掛けてくださり、様々な医学知識を教授してくださいました。そして研修病院を考える上でのポイントや医師として生きていく中で大切なことについても熱く語ってくださいました。
 救急科では、2名の研修医の先生につかせていただきました。救急対応では分担して手技を素早く行なわれていました。救急車が来ない空いた時間では、救急医の先生が、研修医の先生と自分にスライドを用いた講義をしてくださり、とても勉強になりました。
 研修医の先生は基幹型・協力型を合わせて10人ほどいらっしゃって、研修医室も充実しており、活気があると感じました。また、延岡病院を基幹病院とし、再来年度から新たに、熊本大学・宮崎大学を両方回ることのできるプログラムが開設されるということで興味深いと思いました。雰囲気もとてもよく、すばらしい環境で充実した研修医生活を送ることができる病院であると感じました。
 最後にはなりましたが、先生方を始めとし、病院スタッフの方々に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 私は、12月7日から8日にかけて、県立延岡病院を見学させていただきました。
 私が見学しようと思ったきっかけは、実際に延岡病院で研修医時代を過ごした姉の勧めでした。とはいえ宮崎にほとんど行ったことがなかったため、見学するまでは不安もありました。しかし、実際に病院を訪れてみると病院のスタッフの方の丁寧な案内のおかげで、何の心配もなく見学に臨めました。
 1日目は消化器内科と呼吸器内科の見学をしました。内視鏡や気管支鏡などを見させていただきましたが、先生たちが丁寧に説明してくださるので、とても分かりやすかったです。1日目の夜から当直の見学をしました。県立延岡病院には、ヘリポートを併設した新しい救命救急センターがあり、宮崎県の中核病院としてかなり力を入れられているのだと感じました。2日目は腎臓内科と循環器内科を見学をしました。腎臓内科では透析の現場を、循環器内科では心カテなどを見させていただきました。
 前泊を含めると3日間、県立延岡病院にいましたが、終わってみるとあっという間でした。救急も含めてどの科の見学でもいえることは、とても勉強になるということです。私は、大学でポリクリが終わった時期に来たので、かなり有意義な時間であったと思います。また親切で熱心な先生が多いので、各々の診療科のことや病院のことをたくさん聞けました。ホームページやパンフレットだけでは分からない病院の特長やよい雰囲気なども実感できてよかったです。
 最後になりましたが、3日間貴重な体験をさせて頂き、栁邊先生、寺尾先生をはじめとする病院職員すべての方々に心より感謝申し上げます。

「腕のいい医者か 気のいい医者か」

縁あって今回12月1、2日の二日間の日程で、産婦人科、小児科、救急当直の実習をさせて頂きました。たった二日間でしたが、まさに人の生と死の現場をこの目で見ることができました。
もちろんアフター5のフィールドワークもしっかり堪能。延岡秋の風物詩「鮎やな」や日向灘の豊富な海の幸など美味しいものがたくさんあります。

誠に勝手ながら「こんな学生に延岡病院おすすめします」をつくってみました。

・周りの意識高い系学生についていけない
・人が多いのは苦手
・5年生になったけどまだ病院見学に行ったことがない
・そもそも病院見学に行くのがこわい

一つでも該当する方には宮崎県立延岡病院での見学・実習をおすすめします。

さて冒頭、そんなのどっちもいいのがいい医者に決まってる!そう思ったあなた、scienceとpassionに溢れる熱きDr.が延岡でお待ちしています。
今回の実習に際し、多くのスタッフの方々に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。また是非実習させて下さい!

 宮崎大学医学部附属病院卒後臨床研修センター、研修医2年目の興梠です。私は宮崎大学の自主デザインプログラムの中で、小児科、産婦人科、麻酔科をそれぞれ1ヶ月の合計3ヶ月間ローテートさせていただきました。

 小児科ではコモンな疾患を中心とし、大学病院などに搬送を要する重症疾患まで経験することができました。救急当直では小児のwalk inや救急車などもファーストタッチを行うため、帰宅や入院適応の判断、小児科へコンサルトするタイミングなど、上級医と相談しながら考える機会も多々ありました。

 産婦人科は、県北の最後の砦と言われるように、救急疾患や双胎妊娠などの症例も豊富で、経膣分娩や帝王切開、手術も数多く経験することができました。全ての手術に手洗いで参加し、最後の週には指導の元で開腹をさせていただきました。また、病棟では胎児エコーで推定体重を出したり、術前の患者さんの診察・検査なども行いました。

 麻酔科では、基本的に大学から派遣されている先生に直接指導していただきましたが、2日毎に指導医が変わる分、薬の使い方や手技のコツなど、数多くの知識を得ることができました。また、毎朝の勉強会では日常診療や救急につながるものを取り扱ってくださり、とても勉強になりました。

 3ヶ月の研修期間はあっという間でしたが、指導熱心な先生方のもとで勉強させていただき、県立延岡病院を選択して良かったと改めて感じています。栁邊院長先生、寺尾副院長先生をはじめ、小児科・産婦人科・麻酔科の先生方、また救急当直でご指導いただいた先生やスタッフの方々、本当にありがとうございました。

県立延岡病院において、院内売店事業者の選定に係る公募型プロポーザルを実施します。
詳細につきましては、下記ファイルをご覧ください。

【医学生向け県立病院群見学バスツアー、サマープログラムインターンシップ】
医学生、看護学生を対象に宮崎、延岡、日南の3県立病院で見学ツアーが実施されました。
参加された皆さんには素晴らしい医療人になって、宮崎県北地域、または宮崎県全体の医療を支える人材となっていただくことを期待しています。

 8月23日から25日までの3日間、病院見学をさせていただきました。

 1日目の夕方から2日目の朝にかけて、夜間の当直体験をさせていただきました。患者さんが来院してから、治療方針を決めるまでの一連の流れを間近で見ることができる貴重な体験でした。研修医の岡田先生には、救急外来の体制や研修内容について細かく説明していただきました。多くの症例を担当することができ、上級医への相談もしやすい環境で、研修医として救急診療に取り組めることにとても魅力を感じました。

 2日目は耳鼻咽喉科を見学させていただきました。手術を中心とし、外来での処置や病棟回診も見学させていただきました。手術は狭い視野でしたが、見えるようにして説明していただき、手術の内容がよく分かりました。また、今回は子どもの患者さんが多く、術後や処置中の言葉のかけ方、ご家族への説明の仕方などについてとても勉強になりました。後藤先生、山田先生には本当に優しくしていただき、楽しく見学することができました。

 3日目は産婦人科・周産期科を見学させていただきました。手術を中心に、出産も見学させていただきました。手洗いをさせていただき、術中所見を詳しく説明していただいたので、手術への理解がとても深まりました。また、初めて見る手術もあり、とても有意義なものになりました。大塚先生をはじめとする産婦人科・周産期科の先生方および研修医の岡田先生、田村先生には終始温かい言葉をかけていただき、大変励みになりました。

 病院見学を終えて、第二の故郷である延岡で研修をしたいとの思いが高まっています。今回の見学では病院長の栁邊先生、副院長の寺尾先生、事務部の竹村さんをはじめ職員の方々にはお忙しいところ大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

 私は、8月24日から26日までの3日間、県立延岡病院を見学させて頂きました。

 1日目は、循環器内科と夜間の当直を見学させて頂きました。循環器内科では様々なカテーテル治療、検査を見ることができました。先生方が、私に説明をされながらカテーテル操作を行って下さったので、今何をしているのか、何をしようとしているのかがよく分かり、とても勉強になりました。
当直では、研修医の先生について見学させて頂きました。患者さんが来ると、研修医の先生が問診をし、心電図やその他の所見をとり、レントゲン、CTの撮影を依頼し、検査用の血液を採取するといった様々なことをてきぱきと行っており、自分もこういった研修医になりたいと思いました。治療に関しては、上級医の先生と相談して決めていたため、安心で、なおかつ研修医の勉強にもなる環境だなと感じました。

 2日目は腎臓内科と呼吸器内科を見学させて頂きました。腎臓内科では、主に透析を見学させて頂きました。特に腹膜透析は見るのが初めてで、実際の患者さんの様子や透析液の交換の仕方を見学させて頂いたり、透析液の濃度の決め方などを教えて頂いたりと、とても勉強になりました。
呼吸器内科では、患者さんを一通り見て回った後、実際のレントゲンを見て、病気について色々と教えて頂きました。また、ICTの見学をさせて頂いた際には、各診療科の先生方の仲の良さを感じることができ、雰囲気の良い病院だと思いました。

  3日目は泌尿器科を見学させて頂きました。泌尿器科では、尿管結石に対するTULを見学させて頂きました。すごく近くで見学させて頂き、器具の説明も細かくして下さりました。また、少しだけ手伝いもさせて頂き、とても勉強になりました。
全体を通して、先生方とお話をする機会もたくさんあり、多くのことを学ぶことができました。とても有意義な見学でした。

 最後になりますが、お忙しい中、先生方や事務の方々には大変お世話になりました。誠にありがとうございました。

 今回、8月8日~11日(前泊、後泊を含む)の4日間の病院見学をさせていただきました。
 9日は産婦人科・周産期科の見学をさせていただきました。この日は朝から8件の手術が入っており、大変忙しい雰囲気の中、清潔になって近くで見学させていただき、研修医の先生や、指導医の先生方がわかりやすく説明していただいたので、全く退屈することなく過ごせました。また、実際に指導医の先生方が研修医の方に手技などを指導しているのも真近で見ることもできたので、自分の将来像も実感しやすかったです。
 夕方には研修医セミナーにも参加させていただきました。この日の内容は、小児に対する気管挿管の仕方を人形を使って実技するものでした。研修医の方々と一緒だったので最初は大変緊張しましたが、優しく教えていただき、とても有意義なセミナーでした。
 セミナー後は、当直の見学をさせていただきました。この日僕が見させていただいたのは、熱中症の方と糖尿病性ケトアシドーシスの方でした。わずかな情報の中でどのように研修医がアプローチしていくか、そしてファーストタッチが終わった後は上級医の先生と話し合いをしている姿を見ることができ、体制がとてもよくできていると感じました。また空き時間には器具の説明や県立延岡病院での研修を選んだ理由なども聞くことができました。
 10日は循環器内科の見学をさせていただきました。朝のカンファレンスから参加させていただき、この日はカテーテル検査、治療を清潔で入って先生の隣で見学させていただきました。1つ1つの手技に対して、簡潔かつ丁寧に説明していただいたので、見学しながらも大変勉強になりました。昼休みには院長、副院長と 話すことができ、全く延岡に縁もゆかりもない僕に対して、熱心に話をしていただき、これからの学生生活、医師になってからのモチベーションが非常に高まりました。
 全体を通して感じたのは医師、看護師、その他病院関係者の連携が大変しっかりしているということです。この度お忙しい中、見学のサポートをしていただいた事務部の竹村さんをはじめ、寺尾副院長や多くの先生方、研修医の先生方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。