筑波大学6年生 串間琢郎さん(2017年5月25日~5月26日)

 今回は病院見学を受け入れていただきありがとうございました。
 私は宮崎市の出身ですが、宮崎県内の他の医療圏について不勉強ということもあり、見学を希望いたしました。
 今回の見学では、日中は小児科で外来見学を、夕方に研修医セミナー、そして翌朝まで当直体験をさせていただきました。
 外来見学では先生方のあたたかみのある診療を見学しながら、卒業後の私自身の理想の医師像と重ね合わせていました。さらに、お忙しい診療の合間に患者さんのことや県北の小児医療についてご説明いただき、県北地域最大の医療機関として質の高い医療を求められていることが分かりました。
 今回の見学では、幸運にも月2回開催される研修医セミナーにも参加させていただきました。研修医室では年齢の近い先生方と、研修のことや国家試験のことなどさまざまなお話を通してアドバイスをいただきました。また、宮崎県内のみならず熊本大学からいらっしゃる研修医の方も多く、大学や県の垣根を越え仲の良いアットホームな雰囲気を感じました。
 夕方から翌朝までは救急外来の当直でファーストタッチをされる研修医の先生の後ろで見学させていただきました。県北地域唯一の三次救急医療機関として、県民の「最後の砦」を担う責任の重さを肌で感じることができました。また、指導医の先生方との距離が近く、親身にご指導いただける環境であると思いました。
 最後になりますが、今回の見学に際しお世話になりました貴院の職員の皆様に感謝申し上げます。

2週間の実習を終えて

 まずはこの場をお借りして、2週間お世話になりました。栁邊院長、寺尾副院長をはじめとして心臓血管外科の早瀬先生、新名先生、横田先生、さらには研修医の先生方にはいろいろとご指導いただきまして、本当にありがとうございました。
 2週間、あまり訪れる機会のなかった延岡での実習は楽しみ半分と不安半分でした。しかし、いざ実習が始まってみると2週間はあっという間に思えたほど充実していました。毎日の朝と夕方の回診でも先生方から患者さんの疾患に関する知識などを教えていただき、また手術見学では実際にガウンを着て手術場に立ち、よりリアルな目線で手術方法、過程を教えていただけてとても勉強になりました。また、週1回の当直も経験させていただき、研修医の先生方が1人でファーストタッチを行い、診察を行っている姿はとても格好良く、早く自分もそう思われるような医師になりたいと思いました。2週に1度行われている研修医セミナーにも参加し、臨床の現場で役立つ知識・情報を様々な科の先生方に教えていただける環境も研修医としての立場に立った時とてもありがたいだろうなと感じました。
 さらに今回は時期にも恵まれ、先生方の歓迎会にも参加させていただき、そこで医局の垣根を越えて色々な先生方とお話しをし、後日院内でお会いした際にも色々お気遣いしていただきとても嬉しく思いました。
 あまりまとまったことが書けていないかもしれませんが、この県立延岡病院での2週間で得られた物はとても大きく、自分はこの延岡の事も好きになりました。後輩達にも1人でも多くここでの実習に参加し、ここでしか学べないことを得ていただけたらと思いました。
 最後になりましたが本当に2週間ありがとうございました。

 病院見学では、皆さんに本当によくして頂きました。
 当直体験では救急外来で一人一人の患者さんについて色々教えて頂いたり、手術で清潔に入らせてもらったり、病院の雰囲気を感じるだけでなく、とても勉強にもなる病院見学になりました。色々教えて頂いた分、私自身の知識不足も痛感しましたので勉強しなければと刺激にもなりました。
 産婦人科の大塚先生をはじめ、山内先生、研修医の村井先生、事務の竹村さんには本当にお世話になりました。
 ご縁がありましたら、また是非宜しくお願いします。

 救急の当直体験では、オンコールで様々な診療科の先生が携わっているところを見学できました。大学では見られない光景で、医師の少ない状況を実際に感じました。また、典型的な心筋梗塞の救急搬送受入もあり、とても勉強になりました。
 病理診断科での実習では、たまたま病理解剖があったので、石原先生と共に入らせていただきました。一人で病理解剖、組織の切り出し、病理診断をされている光景を目にし、「1人病理医」の凄さを感じました。
 また機会がございましたら、是非ともよろしくお願いいたします。