みなさん、はじめまして。
今年4月から県立延岡病院基幹型研修を行っています川野友裕です。
学生から研修医になる前にどのような流れで、どのような準備が必要なのか私自身が不安に思っていましたので今回は入職前後の今年度の例をご紹介したいと思います。来年度以降も同様になるとは限りませんが、当院での研修を検討している方、当院での研修が決まった方の参考になれば幸いです。
1月末:研修医宿舎の希望調査
この時期に宿舎利用希望の有無、希望する物件の選択、宿舎駐車場の利用希望について病院から連絡がありました。当院では研修医用宿舎があり、生活に必要な設備(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、ガスコンロ、エアコン、Wi-fiなど)が基本的に整っています。住環境はとても快適で研修に集中できる環境が整っています。
2月上旬:当直希望や初日の案内
2月には、4月の当直希望表の提出依頼があり、また宿舎の決定や研修初日の流れについて案内も送られてきました。住環境が明確になり、研修初日の持ち物や服装などの注意事項も共有され、心の準備も少しずつ整ってきます。
3月下旬:入居・当直表の確定
宿舎への入居が可能になる時期です。同時期に4月の当直表が配布され、また4月から研修する診療科も決定しました。荷解きや新生活に向けて生活用品を揃え、4月からの研修に向けて準備を進めていきます。
4月上旬:物品の受け取りと研修準備
研修が始まってからはスクラブやナースシューズの色・サイズ選択を行います。院内での研修では病院のスクラブを使用することができるので事前に個人購入しなくても大丈夫でした。研修前の説明やオリエンテーションでは提出書類についての説明やカルテの書き方について教えて頂きます。この時期は覚えることが多いですが、優しい先生方や研修医の先輩、事務スタッフの支援もあり大変でしたが、一つずつ不安を解消しながら1ヶ月を乗り越えることができました。


おわりに
以上が今年度の入職前後の流れの一例です。年度によって違いはあると思いますがこれからの生活に不安な方にとって少しでもイメージがつかめれば嬉しいです。宮崎県立延岡病院での研修は生活のサポート体制も充実しており、初めての土地でも安心してスタートを切ることができます。気になる方がいらっしゃいましたら是非当院に遊びにきてください。お待ちしております。