研修プログラム概要

【1】 研修プログラムの特色

 本院は、宮崎県北部地域の中心的医療機関として、医療圏人口約23万人の二・三次救急医療を担っており、心臓病、脳卒中など、急性期病院としての症例が多い病院です。

 研修は、県立延岡病院を基幹型、熊本大学病院、宮崎大学医学部附属病院のほか協力型病院・協力施設8医療機関(眼科、精神科3カ所、地域医療4カ所)を加え病院群を形成しています。

 研修プログラムの構成については、以下のとおりとなっています。32週の自由選択科目においては、当院及び熊本大学病院、宮崎大学医学部附属病院が標榜する全ての診療科を選択できることとし、研修修了後の進路も見据えた広範囲でより高度な内容の研修を受けることが可能なプログラムとなっています。

 なお、地域医療は長崎県富江病院、奈留医療センター(いずれも長崎県五島市)で履修可能としている等、県外での研修機会を設けています。

必修科目

内科(16週)、救急(12週)、外科(8週)、小児科(4週)、産婦人科(4週)、総合診療科(4週)を1年次に、内科(8週)、地域医療(4週)、精神科(4週)を2年次に「必修科目」として研修する。

自由選択科目

県立延岡病院の他、熊本大学病院、宮崎大学医学部附属病院の各診療科(熊大、宮大で合計6ヶ月まで)をはじめとする各協力型病院・施設から1月単位で選択するものとし、必修科目と重複してもよい。

研修担当分野

必修科目

研修科目 研修病院・施設
内科 当院
救急 当院
地域医療 宮崎県済生会日向病院(宮崎県東臼杵郡門川町)
串間市民病院(宮崎県串間市)
長崎県富江病院(長崎県五島市)
長崎県五島中央病院附属診療所奈留医療センター(長崎県五島市)
外科 当院
小児科 当院
産婦人科 当院
総合診療科 当院
精神科 宮崎大学医学部附属病院(宮崎県宮崎市)
熊本大学病院(熊本県熊本市)
医療法人建悠会吉田病院(宮崎県延岡市)

自由選択科目

研修病院・施設
当院
熊本大学病院(熊本県熊本市)
宮崎大学医学部附属病院(宮崎県宮崎市)
医療法人建悠会吉田病院(宮崎県延岡市)
宮崎県済生会日向病院(宮崎県東臼杵郡門川町)
串間市民病院(宮崎県串間市)
長崎県富江病院(長崎県五島市)
長崎県五島中央病院附属診療所奈留医療センター(長崎県五島市)
医療法人おざきメディカルアソシエイツ尾﨑眼科(宮崎県日向市)

【2】臨床研修の目標

2年間の研修を本院及び協力型病院・施設でおこない、全人的な診療をおこなえる基礎的技能、態度を身につけ、基本的な診察能力を修得し、厚生労働省の初期研修目標を達成します。

【3】プログラム責任者の氏名プログラム責任者の氏名

副院長(総括)兼臨床研修センター長兼外科主任部長兼手術部長  土居 浩一

【4】研修期間

2年間

【5】研修医の指導体制

指導医約30名により、マンツーマンの研修を行います。

【6】研修医の処遇に関する事項

(1)身分 宮崎県会計年度任用職員
(2)研修基本手当(月額) 一年次:302,200円 、二年次:309,300円  ※年2回賞与あり(4.5ヶ月分)
(3)当直 月4~5回程度
(4)当直手当 1回につき21,000円を支給
(5)時間外勤務
(6)時間外勤務手当
(7)宿舎 医師公舎(単身用/世帯用)有 研修医借上宿舎有
(8)基本的な勤務時間 8:30~17:15 (休憩時間:1時間)
(9)有給休暇 一年次:年10日、二年次:年11日
(10)社会保険等 地方公務員共済組合、厚生年金保険、労働災害補償保険、雇用保険
(11)医師賠償責任保険 病院自体の加入:有 個人加入:任意(自己負担)

【7】研修医の在籍状況(令和6年4月1日現在)

  • 基幹型 1年次生:4名 2年次生:4名

【8】病院見学・クラークシップ

見学や実習を歓迎します。
希望される方・ご質問のある方は、お気軽にご連絡ください。

〒882-0835 延岡市新小路2-1-10
県立延岡病院 医事・経営企画課 経営企画担当 中島
E-mail : nakashima-kotaro@pref.miyazaki.lg.jp
電話(0982)32-6625 FAX(0982)32-6759

研修に関するお問い合わせ

病院見学やクラークシップを希望される方・ご質問のある方は、ご連絡ください。

〒882-0835 宮崎県延岡市新小路2-1-10
県立延岡病院 医事・経営企画課 経営企画担当 中島

E-mail:nakashima-kotaro@pref.miyazaki.lg.jp
電話:0982-32-6625 FAX:0982-32-6759