九州大学6年生 山本陵太さん(2013年4月24日・25日)

 私が延岡病院に見学させていただいた理由は、レジナビフェアで副院長の寺尾先生のお話しを聞き、救急研修に興味を持ったからです。4月24日、25日の二日間見学させていただきましたが、この見学実習で、さらに延岡病院の魅力が更に深まったように思います。

 実習で印象に残った点は、第一に、質量とも十分な症例を見ることができることです。一日目は循環器内科を見学させていただきましたが、医師一人当たりで診られるPCIの症例数が多いため、研修医の先生が手技を積む機会に富んでいました。また延岡病院は宮崎県北部の中核病院であり、研修2年間で救命救急科において十分な症例を見ることができる点も魅力でした。1年目の先生には上級医の先生がつきますが、2年目の先生は、積極的な姿勢で初期診療に当たっていました。

 第二に、若手の先生でもいろいろな手技を経験できることです。二日目に脳神経外科を見学させていただきましたが、手術助手・糸結びまでさせていただきました。大学のベッドサイドではなかなかそのような機会が無かったため、良い勉強になりました。

 第三に、スタッフの先生方が皆温かかったことです。今回の見学実習に当たり、多くの先生方から歓迎の御言葉を頂いて気を遣っていただき、気持ちよく実習に臨めました。質量ともハードな研修医生活を送る上で、温かい人間関係は心の支えになると考えます。

 最後に、今回の実習に当たって、副院長の寺尾先生、研修医担当の久間さんをはじめ、スタッフの先生方にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。