研修医一年目の安藤です。当院で働き始めて早5ヶ月が経とうとしており、やっとこの病院にも慣れてきたこの頃です。
私は今回、救急救命科の研修について説明させていただこうと思います!当院の研修プログラムでは一年目の2ヶ月間、救急救命科で研修することになっており、私は6~7月で研修をさせていただきました。
一日の基本的な流れとしては、HCU回診→朝カンファレンス→救急外来の初期対応や病棟管理→夕方の申し送り、なのですが、最も緊張するのが朝カンファレンスでの担当患者のプレゼンテーションです。研修医3ヶ月目の私はプレゼン能力に乏しく、自分でも何を言っているか分からなくなることがしばしばありました。しかし、上級医の先生方に指導していただいたり、同期の研修医が堂々と発表している姿を目にしたりすることで、日に日に自分のプレゼン能力が上がっていくことを実感することができました。
また、研修2ヶ月目に突入するとドクターカーに乗ることができます。ドクターカーとは医療機器が搭載されており、医師や看護師が同乗して直接現場に向かう車のことで、初期治療を開始するまでの時間を短縮することができます。私は1ヶ月の間に10回ほど同乗し、高千穂で患者を収容して熊本の病院まで搬送したり、西郷の山奥で収容してドクターヘリの着地点まで搬送したりなど、なかなかできない貴重な経験をさせていただきました。
もちろん、日々の救急外来の初期対応や手技なども十分に学ぶことができます。救急搬送が比較的少ない日には上級医の先生がシナリオを設定してくださり、看護師や救急救命士の方々とともにシミュレーションしながら初期対応を教えていただくこともありました。
初期研修で救急を学びたいなら当院をおすすめします。少しでも興味のある方はぜひ見学にきてみてください。待ってます!!
外傷のシミュレーションにてバックボード固定されている同期のSくん