看護部

ごあいさつ

 当院は、「患者さん本位の良質で安全な医療の提供」という理念の基、職員一丸となってチーム医療を推進し、質の高い医療の提供に取り組んでいます。
 今年度、当院看護部は教育テーマを「高い倫理観を持ち患者さん・家族に寄り添い生活を支える看護職の育成」とし、スタートしました。今年度は新卒者22名、既卒者7名のナースが就職し、専門職として個々人が成長できるように、先輩ナースを始め全スタッフが新人ナースの育成に関わっていきます。キャリア支援も充実しており、毎年認定看護師が誕生し、現在専門看護師1名、認定看護師13名、認知症特定行為看護師1名が活躍しています。

 今後も地域の医療機関と連携を図りながら、地域包括ケアの充実を目指して参りたいと思います。

看護部理念

私たちは患者さん・家族の視点を大切に、命に寄り添い生活を支える看護の提供に努めます。

看護部の方針

1 患者さんのその人らしさ・もてる力を大切にした個別性のある看護に努め、地域へ継げる看護を提供します。
2 いかなる時も患者さんの尊厳を守り、誠意をもって十分な説明を行い、安全の確保に努めます。
3 専門職として主体的に学び、能力開発に努めます。
4 お互いを尊重し、協働に努め患者さん中心のチーム医療を推進します。
5 地域の保健・福祉・行政との連携を図り、地域医療に貢献します。

感染看護グループ

 感染看護グループは、メンバー10名で活動しています。

 各部署に所属し、感染管理認定看護師にアドバイスをいただきながら、感染予防・対策活動を実践しています。

 活動内容は、環境ラウンドや手指衛生サーベイランス、新人教育、全職員対象の公開講座をはじめ、院内における感染対策の実践モデルとして、尽力しているところです。

 日々変化する医療や社会情勢に伴い、学会や研修会に参加して新しい情報を得ながら、自己研鑽に努めております。

 HCUは診療科を問わず、重症度・看護度の高い患者さんを受け入れる病棟です。ICUに準ずる施設であり、後方病棟でもあります。全身管理が必要な患者さんに対し、専門性の高い治療・看護を提供しています。ベッド数は12床で、日中は患者さん2人に対し看護師1名、夜間は患者さん4人に対し看護師1名の体制をとっています。

  人工呼吸器管理が必要な患者さんや心臓カテーテル治療後の患者さんなどが入院されており、昼夜を問わず入院のある病棟ですが、明るく元気なスタッフが協力しあって安全・安心できる看護を提供できるよう日々努力しています。

 広いワンフロアの中に12床のベッドが並んでおり、医療機器もたくさん置いていますが、患者さんの声に耳を傾けながら快適な治療環境を提供できるよう心がけています。

4東病棟

 当病棟は、病床数25床です。令和3年度より小児病棟より成人受け入れをおこない混合病棟となりました。現在では、0歳~90歳代までの幅広い年齢の小児全般、消化内科・外科の患者さんを受け入れています。小児科では、病棟外来一元化をおこない、継続した看護の提供に努めています。
 看護師18名(師長含)、看護補助員5名(4階東西・NICU)、クラーク1名、保育士1名です。

4東病棟ミーティング
沐 浴
秋の飾り
プレイルームの様子
プレイルームの様子

 6階東病棟は、外科・消化器内科・泌尿器科の混合病棟です。ベッド数は45床、スタッフは医師12名、看護師28名、看護補助員6名、クラーク2名で構成されています。

 主な疾患は、食道・胃・腸・肝臓・胆嚢・脾臓・膵臓などの消化器系、膀胱・前立腺腫瘍や結石などで、疾患の診断、内視鏡治療、手術、化学療法、放射線治療、緩和医療など幅広く治療・看護を行っています。手術は開腹だけでなく、腹腔鏡でも実施しており、患者さんへの侵襲が最小限となり、早期に在宅へ帰れるよう努めています。

 病棟スタッフには、日本ストーマ・排泄リハビテーションの周術期ストーマ研修を受講したスタッフも在籍し、患者さん・家族のために専門性を発揮しています。医師や看護師はもちろんのこと、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフ、患者支援センタースタッフなどと連携し、患者さんの気持ちに寄り添い、安心・安全な医療の提供を目指しています。また、褥瘡ラウンド、NST、緩和ケア、認知症ケアなどのチーム医療活動も活発で、より良い医療の提供に努めています。

緩和ケアとは

生命を脅かす疾患に伴う問題に直面する患者さんや家族の方に対し、痛みをはじめとする身体のつらさ、生きている意味や価値についての疑問、療養場所や医療費の事など、患者さんや家族の方が直面するさまざまな問題に対し援助する医療のことです。

緩和ケアチームとは…(緩和医療を提供)

主に一般病棟の入院患者さんを対象とし、身体症状の緩和を専門とする医師、精神症状の緩和を専門とする医師、緩和ケアの経験を有する看護師、緩和ケアの経験を有する薬剤師などにより、苦痛やつらさの緩和を行うコンサルテーションチームのことです。

当院の緩和ケアチームのメンバー

医師、心療内科・精神科医師、薬剤師、臨床心理士、医療ソーシャルワーカー
医療連携科、がん専門看護医師、緩和ケア認定看護師、看護師、理学療法士

当院の緩和ケアチームの主な活動

①週に1回の症状コントロールの為の病棟ラウンド
②コンサルテーションによる介入・事例検討
③患者サロンの開催(オンコロジーおしゃべりサロン)
④公開講座の開催

*③について希望される場合は、患者支援センターもしくは病棟看護師へお気軽に相談ください。

令和5年度オンコロジーおしゃべりサロン案内

当院の理念・看護部の方針に基づき、看護職の専門職として、患者中心の安全で、質の高い看護サービスを提供できる職員を育成することを目的に看護職対象に教育を実施してます。

基本方針

  1. 主体性を尊重します
  2. その人の良さ、能力を引き出します
  3. 専門職として役割を遂行し、倫理的行動がとれる
  4. 新人看護師の臨床実践能力向上に向けての支援ができる
  5. 看護補助者(ナースエイド、ヘルパー、夜勤専従ヘルパー)の臨床実践能力向上に向けて支援することができる

教育目標

  1. 専門職として主体的に学習し、根拠に基づいた看護が実践できる。
  2. 対象となる人々のニーズにあった継続的な生活援助ができる。
  3. チーム医療の一員としてコーディネートを行い役割遂行できる。
  4. 専門職として感性を高め、倫理的行動がとれる。

教育コース

コース名 目的 内容
基礎コースI 基本的な看護実践に必要な看護知識・技術・態度の基礎をつくる 1. 新規採用者研修
 (1) 基礎看護技術
 (2) 医療安全(KYT)
 (3) 看護記録
 (4) 感染看護
2. フォローアップ研修
 (3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月・1年目)
基礎コースII 看護知識・技術を深め、個別性を踏まえた看護過程を展開する能力を養う 1. 事例研究研修
2. フォローアップ研修 
基礎コースIII 研究的視点をもって看護実践を行い、後輩の成長に貢献できる資質を養う 1. プリセプター研修
2. 看護研究研修
3. フォローアップ研修
ジェネラリストコース その職務を遂行するために必要な専門的知識・技能を習得する 1. 重症度、医療・看護必要度研修
2. 看護サービス研修
3. 静脈注射研修 等
専門領域コース 看護実践においてリーダーシップや指導的な役割をとることができる 専門領域受講者がリソースナースとしてそれぞれの分野での研修会を計画し活動してます。
1. 感染看護
2. 緩和ケア看護
3. 皮膚・排泄ケア看護
4. 救急看護
5. 糖尿病看護
6. リエゾン精神看護
7. がん化学療法看護
8. 地域連携看護
9.摂食・嚥下障害看護
看護管理コース 組織及び看護部の理念に基き、管理者としての役割を認識し職務を果たすための能力の開発をめざすそれぞれの立場において、病院経営・行政管理に参画し、医療・看護の質の向上のために寄与できる 1. 昇任者研修
2. 看護師長研修
3. 副看護師長研修
看護補助員研修 看護チームの一員としての認識を高め、快適な療養環境について取り組む。 1. 接遇
2. 医療安全研修
3. 感染対策研修 等

新人看護職員の院内研修は、院外からも研修生を受け入れております。ご質問のある方、参加をご希望される方は、看護部までご連絡ください。
〈連絡先〉 0982-32-6181(代)  看護部:小泉副看護部長まで

認定看護師 Certified Nurse

 高度化・専門化がすすむ医療現場において、患者さんやご家族のニーズに応じた高度な看護を提供するため、当院看護部では高度で熟達した知識・技術を有する認定看護師を配置しています。脳卒中・リハビリテーション看護、救急看護、がん化学療法看護、皮膚・排泄ケア看護、新生児集中ケア看護、緩和ケア看護、集中ケア看護の分野の認定看護師が、直接的な看護ケアはもちろん、患者・家族・医療スタッフへの指導や相談を積極的に行い、看護の質の向上を目指し活躍しています。

救急看護認定看護師 森久保裕

 当院は宮崎県北部において唯一、救命救急センターを備え、二次・三次救急医療施設として緊急度や重症度の高い患者の受け入れを行っています。また急性期医療を担う施設としてICUやHCUなどの集中治療室を備え、災害拠点病院にも指定されています。
救急看護のスペシャリストとして確かな知識と高度な技術を持って、的確な判断に基づいた救命技術・救急看護の実践、および危機的状況にある患者・家族への精神面に配慮した看護を実践していきたいと考えています。そして他職種と協働しながら様々な活動を通じて、安全・安心・良質な医療の提供に貢献していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

脳卒中リハビリテーション 看護認定看護師 中内健太

 脳卒中はがん、心疾患に次いで、日本人の死亡原因として三番目に多い疾患です。また、意識障害や麻痺、高次脳機能障害等の後遺症を残すことが多く、脳卒中発症は患者さんとご家族のその後のライフスタイルを大きく左右する可能性があります。
脳卒中リハビリテーション認定看護師として、脳卒中発症直後から、症状重篤化回避のためのモニタリングとケアを行います。また、廃用性症候群予防技術を駆使し合併症予防のための支援を行ってゆきます。そして、社会復帰を目標とした脳卒中後の生活再構築を目指してゆきます。脳卒中を患った患者さんやご家族の気持ちに寄り添いながら、病院の枠を超えて脳卒中医療に貢献してゆきたいと考えています。

新生児集中ケア認定看護師 小川道子

 新生児集中ケア認定看護師とは、新生児集中ケアに関する最新の幅広い知識・技術を用いて、急性期にあるハイリスク新生児の身体的ケアおよび新生児の神経行動学的発達と親子関係形成の支援に長けている認定看護師です。現在の日本は、深刻な少子化が叫ばれ、出生数は年々減少しています。しかし、低出生体重児など出生時から集中的なケアが必要なハイリスク新生児は年々増加傾向にあります。さらには小児科医師、新生児科医師の不足も相まって、新生児領域の看護師はその専門性をより高く求められています。
当院の周産期センターは、宮崎県北部において唯一ハイリスク新生児を受け入れることができるNICUを有しているため、県北地域で出生したハイリスク新生児は全て当センターで受け入れ、治療とケアを行っています。私は、認定看護師として①急性期にある新生児看護のスペシャリストとして確かな知識と高度な技術を持って「実践」し、②病棟全体の看護の向上のために「指導」を行い、③新生児看護に携わる看護職員からの「相談」を受け、ともによい看護について考え、解決出来るように支援していきたいと考えています。
多くの方から「活用される」認定看護師を目指して、自己研鑽していきますので、よろしくお願いします。最後に、資格取得のためにご尽力いただいた多くの方々、NICUの仲間達に感謝いたします。

皮膚・排泄ケア認定看護師 外山和孝

 皮膚・排泄ケア認定看護師とは、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)造設や褥瘡などの創傷及び失禁に伴って生じる問題に対して、専門的な技術を用いて質の高い看護を提供する看護師です。

 私は、皮膚・排泄ケア認定看護師として、皮膚・排泄ケア専門チーム、各職種と協働し褥瘡の治療や予防を専門とする専従業務に従事しています。ストーマ(人工肛門、人工膀胱)を造設された患者さんが退院後も安心して生活出来るよう、ストーマ外来もおこなっています。ケアの質向上を目的に、院内外での学習会もおこなっています。

 地域に寄り添い、患者さん・家族の視点を大切に命に寄り添い生活を支える看護の提供に努めていきます。

精神科認定看護師 佐藤由佳子

 精神科認定看護師は、専門的な知識や技術を持ち、精神疾患を持った患者さんおよびご家族だけでなく、心の問題を抱えている患者さんおよびご家族の精神的な支援を行っています。延岡地域自殺未遂者支援や認知症ケアチームの一員としても院内での活動を行っています。院内の認知症やせん妄患者へのケアのアドバイスやご家族の心理的支援などをチームで行っています。認知症高齢者の方は、入院に伴う環境の変化や身体疾患による体調の悪化から、入院生活において混乱を来すことがあります。認知症ケアチームの一員として、患者さんが、何に不便を感じているのか、どのような援助を必要としているのか、一人ひとりと向き合いながら、安心した療養生活を提供できるよう働きかけを行っています。
認知症者の方の視点に立ち、その人らしさが尊重される看護を提供したいと考えます。認知症看護に対する悩みやご相談があれば、お声をかけてください。

集中ケア認定看護師 本田 美紀

 当院は急性期病院であり、集中治療センターには、重症な患者さんや侵襲が大きい手術を受けた患者さんが入院しています。集中ケア認定看護師は、変化しやすい病態を予測しながら、専門的知識・技術を用いて重症化を回避し、早期回復に向けての看護援助を行うことを役割としています。

 看護師は、緊急・重症度の迅速な判断、看護の優先度の決定、特殊治療の理解と生命維持装置管理、先端機器の使用と対応、関連する他職種との協働や重症患者・家族の看護等、様々なことが求められます。集中治療領域で問題となるPICS(集中治療症候群:入室中、あるいは退室後に生じる身体障害、認知機能障害、精神障害のこと)予防や面会制限の中での家族対応など、患者・家族が安全・安心な看護が受けられるよう環境も整えていきます。

 スタッフと協力し、1日でも早く、患者さんひとりひとりが自分らしい生活を取り戻せるように努めています。

感染管理認定看護師 中武 和利・山口 順一

 感染管理認定看護師は、専門的な知識と技術を用いて患者さんはもちろん医療従事者、訪問者の方々を感染から守り、安全な医療環境を提供するために日々感染対策に取り組んでいます。日々病棟のラウンドや医療関連サーベイランスをおこない、施設の状況を評価し、医療関連感染予防・管理システムを組織的かつ戦略的に構築し実践しています。

 感染管理認定看護師の業務は、感染対策の指導や教育、相談に対応し医療関連感染の予防と管理の視点からファシリティ・マネジメント(施設管理)、パンデミックを想定した準備など業務は多岐に渡ります。  当院では感染対策の基本となる手指衛生に全職員で取り組み、安全な医療環境を患者さんに提供していきたいと思います。

認知症看護認定看護師 梶原 奈緒子

 近年、日本での認知症の人は増加し続け、2025年には65歳以上の認知症の人は約700万人となり、65歳以上の5人に1人は認知症を発症するといわれています。

 当院でも、認知症を患いながら体の病気の治療にいらっしゃる患者さんは少なくありません。その多くの方が、病気によって生じる苦痛や、慣れない病院での生活によって、大きな不安を抱えながら治療を受けられています。そのなかで、苦痛や不安を言葉でうまく伝えることができず、せん妄と呼ばれる混乱症状を引き起す場合もあります。

 認知症看護認定看護師は、認知症を患う患者さんの思いをこれまでの人生の歴史や暮らしから推測し、患者さんが発信する些細なサインをキャッチします。そして、痛みや苦しみを代弁することで、患者さんが持つ「生きる力」を支援するケアを考えます。当院では、毎週金曜日に認知症・せん妄ケアチームが活動し、患者さんが安全に治療を受けられるように、認知症の症状に応じた援助を他職種と協働しておこなっています。

 私は2022年に認知症看護認定看護師の資格を取得しました。患者さんを病気という側面からだけではなく、生活する人として看るということをモットーとしています。患者さんが、少しでも笑顔でその人らしく入院生活を過ごせるようにお手伝いしていきたいと思います。

救急看護認定看護師 本村 理恵

 救命救急センター・救急病棟に所属し、 RRT(Rapid Response Team)の啓発活動、急変事例の振り返り、急変を未然に防ぐことに重点を置いた院内教育などおこなっています。

 これからも患者さんにより安心・安全な看護を提供できるよう医療スタッフとの連携を大切に、認定としての役割を果たしていけるよう活動していきたいと考えています.

慢性心不全看護認定看護師 荒竹 亜希子

 私は2015年に慢性心不全看護認定看護師の資格を取得しました。慢性心不全看護認定看護師の役割は、心不全が悪化した原因の評価やモニタリング、療養生活行動の支援、在宅療養を見据えた生活調整をおこなうことです。心不全は「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」と定義されており、年々増加傾向にあります。弁膜症や心筋梗塞、不整脈などのあらゆる心臓の病気が最終的に心不全の原因となりうるといわれています。心不全は完全に治るものではないため、症状がよくなったり、悪くなったりを繰り返し、進行していきます。そのため、心不全と上手に付き合い、それ以上に進行しないようにすることが重要です。病気と付き合うことは大変なことですが、私は患者さんやご家族と、心機能に応じた療養生活を共に考えることを大切にしたいと思います。

 患者さんやご家族が心不全と上手に付き合いながら、健やかな生活を送ることができるようスタッフ一丸となって、支援していきます。どうぞよろしくお願いします。

糖尿病看護認定看護師 渡邊 マリ子

 私は2021年に糖尿病看護認定看護師を取得し、内科外来で病棟と外来を組織横断的に活動しています。病棟や外来には、多くの糖尿病患者さんが様々な治療を受けています。療養相談や生活指導の中で、患者さんやスタッフの困り事の有無を確認していますが、まずは患者さんができることに着眼し、目標の設定をおこなっています。

 患者さん自身が少しずつステップアップでき、良好な血糖コントロールが行えるよう個々の患者さんにあった看護を入院から外来まで多職種と連携して提供したいと考えています。

集中ケア認定看護師 中矢 裕子

  • ベッド数:4床
  • スタッフ:看護師 21名(集中ケア認定看護師 1名)

概要

 集中治療センターは、診療科を問わず全身管理が必要な患者さんに対し、医師・看護師・臨床工学技士等が協力しながら、集中的かつ強力的に専門性の高い治療・看護を提供しています。看護体制は、日中は患者さん1名に対し看護師1名が担当をし、夜勤帯は看護師3名の勤務体制となっています。

 患者さんの早期回復をめざし、医師・歯科医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士・言語聴覚士・管理栄養士・歯科衛生士等が連携してチーム医療をおこなっています。

総合カンファレンス

 平日の朝、集中治療専門医を中心に、各診療科の医師・看護師・臨床工学技士等が一同に集い、入室中の患者さん1人1人について、カンファレンス(協議)をおこなっています。

患者さん・ご家族の皆さまへ

 集中治療センター内には、多くの医療機器やモニター類が存在します。

 そのような環境において、安全に配慮しながら、できる限り苦痛なく安楽に過ごしていただけるよう配慮し、看護をおこなっています。入室されて、ご心配なこと・ご不明なことがありましたら、お気軽に声をかけてください。

ICU内(記録風景)
ICU内(観察)
ICU内(手術)