緩和ケアチーム

県立延岡病院緩和ケアチームの案内

緩和ケアとは

生命を脅かす疾患に伴う問題に直面する患者さんや家族の方に対し、痛みをはじめとする身体のつらさ、生きてる意味や価値についての疑問、療養場所や医療費の事など、患者さんや家族の方が直面するさまざまな問題に対し援助する医療の事です。

緩和ケアチームとは・・・(緩和医療を提供)

主に一般病棟の入院患者さんを対象とし、身体症状の緩和を専門とする医師、精神症状の緩和を専門とする医師、緩和ケアの経験を有する看護師、緩和ケアの経験を有する薬剤師などにより、苦痛やつらさの緩和を行うコンサルテーションチームの事です。

当院の緩和ケアチームのメンバー

医師、薬剤師、臨床心理士、医療ソーシャルワーカー、医療連携科、がん専門看護医師、緩和ケア認定看護師、看護師、理学療法士

当院の緩和ケアチームの主な活動

  • 週に1回の症状コントロールの為の病棟ラウンド
  • コンサルテーションによる介入・事例検討
  • 患者サロンの開催(オンコロジーおしゃべりサロン・第3月曜日)
  • 公開講座の開催

希望されたい時は、医療連携科もしくは病棟看護師へお気軽に相談ください。

お知らせ

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、令和2年4月、5月のオンコロジーおしゃべりサロンは、中止いたします。

NST(栄養サポートチーム)が稼働しています。

当院のNSTは、2003年12月より活動を始め、日本静脈経腸栄養学会・日本栄養療法推進協議会のNST稼働施設に認定されています。栄養状態が悪くなると、体の抵抗力が弱まり病気の回復が遅れます。
医療の質の向上をめざし、NSTと主治医が力を合わせ、患者さんにとってより良い栄養管理を検討し、早期回復できるよう活動しています。
NSTの構成メンバーは、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士、医療事務職員などで、職種の壁を越えたチーム医療を目指します。 主な活動は、NST回診、症例検討や勉強会、関連学会への参加などです。

診療内容

当センターは、平成10年4月に県北地域唯一の早産児・低出生体重児や病的新生児受け入れ施設として開設され、以降、宮崎大学総合周産期センターを中心とした宮崎県周産期ネットワークの一角を担っています。

また、熊本市民病院、熊本大学病院、大分大学病院、鹿児島市立病院などの高次周産期施設との医療連携も行っています。

専門分野・特色

周産期センターは、早産児・低出生体重児や病的新生児の治療を行う施設であり急性期・重症児の集中治療を行う新生児集中治療室(NICU:Neonatal Intensive Care Unit)と回復期のケアを行うGrowing Care Unit(GCU)から構成されています。

母胎紹介(搬送)後の院内出生、もしくは一次産科施設で出生後の新生児紹介(搬送)によりセンターへ入院となります。

現在はセンター医師を中心に、産婦人科・周産期科医師と小児科医師が連携協力し診療に当たっています。

また平成24年より、新生児集中ケア認定看護師が在籍し精力的な活動を行っています。

同じく平成24年より、入院となった赤ちゃんの御家族へのサポートを目的に臨床心理士による面接も行っています。

周産期センター長  山内 綾