2013.11.29
11月28日に、タイ国医療技術者2名が当院を訪問し、人工透析室やICU等を見学しました。
当院を訪問したのはタイ国立ラチャウィティ病院でバイオメディカルエンジニアの職にある、チャルーン・ピッタレックさんとスパチャイ・グラーロップさんのお二人です。宮崎県は、東九州メディカルバレー構想における「医療分野でのアジアへの貢献」の推進の一環としてタイの医療技術者を研修生として受け入れていますが、お二人は8月から受け入れた第1グループの看護師に続く第2グループとして、11月1日から九州保健福祉大学を拠点に、血液透析を中心とした日本の医療機器に関する技術研修を受けています。
このたびの見学では、九州保健福祉大学の竹澤教授の案内により、人工透析機器をはじめとする様々な医療機器が実際の医療の現場においてどのように使用されているかを竹澤教授や当院に拠点をおいて研究を行っている宮崎大学医学部血液・血管先端医療学講座の藤元教授及び当院の医療スタッフに尋ねながら熱心に研修していました。
チャルーンさんとスパチャイさんは、来年1月まで滞在し、県内と大分県の病院や医療機器のメーカーを見学する予定です。
人工透析室の見学 | 透析機器の説明を受ける研修生 | |||
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透析機器に関して質問をする研修生 | 機械室の見学 | |||
臨床工学科の見学 | 中央滅菌室の見学 | |||
臨床工学科のスタッフと | 人工透析室のスタッフと | |||