熊本大学協力型 家城 宇希人 (2015年7月)

1か月という短い期間でしたが、医療に関わる様々な職種を実際に体験できたことは、私の今後の医者人生に大きな影響を与えてくれたように思います。今まで当たり前だと思っていたことも、色々な人の関わりがあって成り立っていることも今更ですが気づかされました。
例えば、救急では病院まで安全に運んでくれる救急隊がいて初めて、医師が診療にあたることができているといった様なことです。
また今後の自分の進路も含め、医療の向かう方向性について考える良い機会にもなりました。

他にも当直では一人で初期対応し、看護師に指示を出し、治療方針も自分で考えるといった経験をし、一つ一つの症例、患者に対し今まで以上に責任を感じ、真摯に向き合うようになりました。
熊大病院に戻ってからも、その経験を生かし、自分で考え指示を出すように努めており、大変ですが少しずつ楽しくなってきています。

7月は梅雨の時期で、雨で延岡の海に行ったりや観光したりはほとんど出来ませんでしたが、延岡で知り合った研修医と延岡名物を食べに行ったり、飲み歩いたり、先生方とBBQさせて頂いたりと、本当に楽しく素敵な思い出が沢山出来ました。本当にお世話になりました。
ありがとうございました。