研修医ブログ開始します

新たな試みとして研修医ブログが始まりました!
最初なので、当院の研修について簡単にご紹介しておきたと思います。

当院は、次の4つのプログラムから研修医を受け入れています。
① 延岡病院基幹型
② フェニックス
③ 熊本大学協力型
④ 宮崎大学協力型

①の基幹型は、当院を中心に宮崎大学附属病院や県外の病院等で研修を行います。
②のフェニックスは、県内の3つの県病院をまわって研修を行います。
2年間の研修期間のうち当院では救急を含む6ヶ月~8ヶ月程度の研修を行います。
③、④はそれぞれ熊本大学、宮崎大学からの協力型として研修医を受け入れています。
熊本大学からは基本的に1年間、宮崎大学からは1ヶ月〜4ヶ月程度の期間で研修を行っています。
現在、6月2日時点で、研修医はフェニックス1名、熊本大学3名、宮崎大学3名の計7名が在籍しています。
研修医の数は月によって変動し、常時だいたい5〜10人が研修してます。

研修の特徴としては、研修担当副院長の寺尾先生がよくおっしゃるのですが、『縦連携』『横連携』『Off-the-Job Training』があります。

縦連携では、日頃ローテートしている診療科だけではなく、月4〜8回の夜間・休日当直で内科系・外科系の指導医の先生にご指導頂き、当直での疑問点や対応の仕方を学びます。そのため研修医と上級医の先生方の距離が近く、診療科という垣根を越えた熱心な指導を受けることが出来ます。また、プライベートで飲みに連れて行ってくれる機会も多く、病院全体として研修医を指導する体制が整っています。

横連携では、宮崎大学・熊本大学の研修医が同じ研修医室で机を並べ、切磋琢磨し研修を行っております。飲みに行ったりして真面目な話から他愛ない話まで親睦を深め、お互いに刺激し合うこの環境は若い医師にとって非常に有意義であると思います。

Off-the-Job Trainingでは、各科の診療科の先生方が研修医のために月2回の講義を開いてくださる研修医セミナーや、院内学会、縫合コンテストなど通常業務以外でも研修医にとって魅力的なイベントがあります。また、BLSやACLSの取得も積極的に受講でき、延岡病院に来てすぐに取得させていただきました。
 
このように当院は研修医にとって魅力的な点はたくさんありますが、なかでも当直についてもう少し詳しく紹介したいと思います。
当院は急性期病院であり、地域の中核病院であるため、多くの多彩な症例が集まってきます。CPA、意識障害、心筋梗塞、心不全、大動脈解離、脳卒中、呼吸不全、急性腹症、重症感染症、交通外傷、小児救急など、ほとんどの救急疾患から、walk inでくる軽症まで、幅広く来ます。研修医は、全ての症例をfirst touchで診療することができ、指導医の先生方の元、自分なりにfirst impressionから問診、診察、検査、評価、治療までの流れを考え、経験することができます。この点は非常に魅力的であり力がつくと思います。また、決して研修医が孤立することなく、内科系・外科系の指導医の先生方が責任を持って指導してくださるので、疑問に思ったことなどはその場で解決でき、フィードバックまで完結することが出来ます。宮崎大学からの研修医は宮崎県内の多数の病院を研修で回りますが、全員が延岡は非常に力がつく、来て良かったと言います。

私自身も延岡に来て8ヶ月目ですが、非常に魅力的な研修病院と思うと同時に、さらにより良い研修に出来ないかを考えます。最近考えているものとして、『症例検討会』の導入を考えています。他の研修病院にいる同級生の話などを聞くと、最初から最後まで多彩な症例を自分なりに考えて経験出来ることは、他院ではなかなか経験できないので魅力的ですが、症例数としては当院よりも多い病院もあります。症例数が多くなればなるほど、さばく能力はつきますが、多くは最後まで診ることが出来ずに初期対応のみとなるので、一概に症例数が多いほど良いとは言い切れません。しかし、個々の当直のみでは、症例に限界があることも事実ではあります。それを補うために、他の研修医が当直で経験した症例について、勉強になったことや上級医に教わったことなどを、研修医の間で共有する場があればいいなと考えています。さっそく、研修医の間で疑問に思ったことや、悩んだこと、指導医の先生に教わったことなどを積極的に話し、疑問に残ったことは上級医に聞きに行ったりしています。徐々に形になっていければと考えています。さらにより良い研修が送れるように、そしてもっとたくさんの研修医が来るようにしていきたいと思っています。

延岡病院の研修に興味を持った学生さんは是非見学にいらしてください!研修医一同おまちしております。

2年目研修医 七条敬文