新潟大学5年生 望月悠里さん(2012年8月17日~18日)

  私は8月17日夕方から18日朝にかけて研修医の方の夜間当直に付いて県立延岡病院を見学させて頂きました。
  当直には研修医の方と内科・外科の上級医の方が一名ずつ入っていました。患者さんが運ばれてきたらまず研修医の方が所見を取り、内科領域であれば内科の上級医を、外科領域であれば外科の上級医を呼んでさらなる鑑別診断を行っていました。そして治療が各科の専門領域に入るようであれば研修医の方が電話にて所見を一通り報告して専門医の方に引き継いでいましたが、そこで終わりではなく専門医の方の治療にも補助的に関わっていました。

  私が入った時には心疾患の患者さんが来て、心カテーテルによる治療が施行されたので見学させて頂きました。見学していてもまだまだ分からないことだらけでしたが、研修医の方に一つ一つ丁寧に教えて貰いましたのでとても勉強になりました。

  また、外傷の患者さんが運び込まれた時は、正直なところまだ見慣れていないため創傷部を直視しづらかったのですが、それでも傷口を押さえたり、洗い流したりといった事をさせて頂きました。このことを通して将来医師としての自覚がより芽生えたような気がします。

  最後に実際にご指導頂いた先生方や、見学するに際して色々と御尽力して頂いた寺尾先生をはじめとするスタッフの方々には大変お世話になりました。この場を借りて御礼を申し上げます。この経験を生かして、これから勉学により励みたいと思います。