宮崎大学5年生 田中達也さん(2013年12月25・26日)

 先日はご多忙の中、病院見学をさせていただき本当に有難うございました。 
 一泊二日という限られた時間の中で、循環器内科と夜間を含む救命救急センターの見学をさせていただきましたが、自分が病棟実習をさせていただいている大学病院との違いを感じる場面が多々ありました。特に印象に残っている点として、スタッフの人数と見られる症例、という2つがあります。
 
 前者については、やはり大学病院のほうが圧倒的に多く、地域では医師不足が叫ばれていますが、それを実感することができました。しかし、人数が少ない分、自分の経験できる症例数が多く、またアツい指導医・上級医の先生方もいらっしゃって、先生方の指導のもとで大きく成長できることだろう、と思いました。
 
 後者については、病院の性質上ではありますが、大学病院の方が珍しい疾患や難病といった症例が多いことに対して、今回の見学では、蕁麻疹からACS、ショック、そしてCPAなどと、今後見る機会の多いであろう症例を中心に幅広く見ることができました。 自分が今後出会うであろう症例を数多く経験できることに大変魅力を感じました。
 
 私は将来地域で働きたいと思っていますが、そのイメージがより具体的にでき、また県北の要と言われる県立延岡病院の重要性が強く感じられた見学でした。
 見学という枠を超えた、学びのあるひとときを過ごさせていただき、見学に伺うことができて本当によかったと思っています。本当に有難うございました。