宮崎大学6年生 大塚ゆかりさん(2014年4月21日~5月2日)

クリニカル・クラークシップを終えて

                          宮崎大学6年 大塚ゆかり

 4月21日から2週間、県立延岡病院の小児科で実習をさせていただきました。3月に小児科とNICUを見学させていただいたので1か月ぶりの県立延岡病院でしたが、「おかえり!」と温かく迎えていただき、一気に緊張がほぐれました。来る度に県立延岡病院はとても雰囲気の良い病院だと感じます。

 外来や処置を見学させていただいたり、脳波カンファレンスに参加したり、抄読会で論文を読んだりと、とても充実した2週間でした。帝王切開での蘇生も見学でき、実際にアプガースコアをつけたり、蘇生について教えていただいたりと、大学での実習では学べなかったようなことも経験できました。また、小児での輸液や抗菌薬の使い方も教えていただきました。2週間の実習で最も驚いたことは、県立延岡病院の症例数の多さです。Common disease だけでなく教科書でしか見たことのなかった疾患も見ることができ、とても勉強になりました。苦手だった脳波や心エコーも実習で見ることができたので、克服できるように頑張ろうと思います。

 また週に1回、救命救急センターでの当直体験もさせていただき、研修医の先生から初期対応についても教えていただきました。以前見学に来た時とは違い、夜間のみの見学でしたが重症例もあり、とても勉強になりました。

 お忙しい中、実習を受け入れて下さり、本当にありがとうございました。宿舎も用意していただき、恵まれた実習環境でした。県立延岡病院で学んだことを大学での実習に生かしたいと思います。