宮崎大学6年生 小林鮎子さん (2014年7月7日~7月18日)

 この度はお忙しい中、2週間にわたりクリクラ実習を受け入れていただき、誠にありがとうございました。観光でしか来たことがなかった延岡の地で、最初は不安もありましたが、宿舎などの環境を整えていただき、皆様が温かく迎えてくださったお陰で、非常に充実した2週間になりました。
小児科では、指導医の野中先生の後について、外来や処置の見学をさせていただきました。野中先生からは、輸液や抗生剤の処方の仕方や、カルテの書き方などを丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。また、大学病院の実習では見る機会の少なかったcommon diseaseや乳幼児健診を見させていただくことが多く、有意義な時間を過ごすことができました。そして、栁邊先生にも直々にレクチャーをしていただき、小児特有の所見や診察方法、また病態生理学の大切さを学びました。

 週に1回、夜間当直も見学させていただきました。研修医の先生が、walk inや救急車で来られる患者さんの初期対応をされているのを見学し、県立延岡病院では研修医が大きな役割を担っていると感じました。当直中のお忙しい中でも、先生方が解説してくださったおかげで、とても勉強になりました。

 また、月に2回、各診療科の先生が救急をテーマにレクチャーをされる研修医セミナーにも参加させていただきました。Off-the-Job Trainingの一環で行われている、このようなセミナーも、県立延岡病院での臨床研修の魅力の1つであると思います。2週間、研修医の先生方とご一緒させていただく機会が多かったのですが、皆さんとても優しく指導してくださり、非常に有り難かったです。

 最後になりましたが、院長の栁邊先生、副院長の寺尾先生をはじめ、皆様に大変お世話になりました。お忙しいなかご指導いただいたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。