宮崎大学5年生 和田拓也さん (2014年11月1日~3日)

「宮崎県立延岡病院での見学を終えて」

 私は今回、11月1日から3日にかけて救命救急センターと産婦人科を見学させていただきました。
 初日は延岡医学会総会に同行させていただき、その後、次の日の朝までに、分娩を二件見学させていただきました。
 そして、朝から研修医の先生につき、一日の休日当直を見学しました。翌日の朝までに軽症から重症まで、様々な症例を経験することが出来ました。大学の実習とは異なる、先生方の素早く的確な対応を目の当たりにすることができ、貴重な体験となりました。また、私の勉強不足から分からない事があっても、どの先生方も非常に優しく丁寧に教えて頂きました。
 さらに、救急当直の合間に、分娩を二件見学させていただき、そのうち一件の帝王切開は術野に入らせていただきました。迅速な手術を目の前で経験することができました。そして、3日目は午前の産婦人科の病棟業務を見学させていただきました。
 今回の見学を通して、県立延岡病院で働かれている先生方が、熱意を持って県北の医療を支えている姿に感銘を受けました。短い期間でしたが、県立延岡病院での初期研修に強く興味を抱き、さらに多くの魅力を見てみたいと感じました。
 最後になりましたが、お忙しい中快く見学を引き受けて下さり、直接、産婦人科の診察から帝王切開術まで多くの事を教えてくださった寺尾先生をはじめ、期間中、研修医の実際の診療を通して様々なことを優しく教えて下さった甲斐先生、分娩など時間を問わない忙しい産婦人科の業務の中、親切に教えてくださった土井先生、山内先生、お世話になりました先生方、病院内のスタッフの方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。