2015.03.02
この度、2月25日より3日間、「産婦人科、周産期センター」、「救命救急センター」、「腎臓内科」での病院見学実習の機会をいただきました。
かねてより、県立延岡病院の魅力は伺っておりましたが、宮崎、熊本をはじめとする各地区から集まってこられた先生方が、よりよい医療のため、ディスカッションし、情報交換されている姿が、まず、なにより印象的でした。特に、周産期センターでは産科、小児科の先生が診療科の垣根を超えて新生児診療にあたられており、さらには地域の開業医の先生方との県北を支える濃密なネットワークが出来上がっていることに感動いたしました。
救命救急センターでは夜間当直を見学させていただきました。「軽症の患児の症状が落ち着いたとしても、心配されているご両親に安心していただくまでが医療」という先生の言葉が印象的で、幅広い世代を診る地域救急医療がいかなるものか教わりました。
腎臓内科では、内科診断学と、急性期透析治療における職種間のコミュニケーションの大切さについて丁寧にご指導いただきましたが、医師、看護師、臨床工学士の方々が協力して治療にあたられている現場は大変勉強になりました。
お忙しい中、貴重なお時間を割いてご指導くださった各科の先生方、本当にありがとうございました。