熊本大学5年生 小澄将士さん(2015年3月19~20日)

「病院見学を終えて」   熊本大学医学部5年 小澄将士

 私は3月19日〜3月20日の2日間、主に救急救命センターおよび小児科を見学させていただきました。熊本大学の提携病院でもある延岡病院を初期臨床研修の場として選択する先輩方も多く、その魅力を実際に見学・体験してみたいと思い、病院見学を申し込ませて頂きました。
 救急救命センターでは、研修医の先生に同伴させて頂きました。研修医の先生が下した判断に対して指導医の先生が指示を与えるという体制で夜間当直が行われており、研修医の自主性や判断力が養われる指導体制であると感じました。また、待機時間には指導医の先生からミニレクチャーもして頂き、短時間で臨床に役立つ知識を得ることができました。
 翌日の小児科では、外来と病棟業務、脳波カンファレンスを見学させていただきました。外来や病棟業務で印象的だったのは看護師のみなさんが先生方に対して非常に協力的であるため、業務が円滑に進んでいるということでした。また、先生方はもちろん看護師のみなさんも教育的であり、短時間で様々な手技を見学することができました。
 今回の病院見学では主に2つの部門にしか携わることができませんでしたが、先生方を始め医療スタッフの方々が非常に教育的であるということが、先輩方が県立延岡病院を研修先として選択する理由の1つなのではないかと感じました。研修病院を選択する上で参考にしたいと思います。
 先生方を初め、医療スタッフのみなさんに暖かくご指導頂き、非常に有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。