宮崎大学6年生 H.H.さん(2015年7月21日~7月31日)

私はクリニカルクラークシップで2週間、脳神経外科で実習させていただきました。

県立延岡病院は県北の中核病院として多くの症例が集まります。

脳神経外科では救急疾患である頭部外傷・脳血管障害に迅速に対応し、一般的には大学病院に症例が集まる脳腫瘍においても多くの手術を行っていました。

実習では戸高先生、西川先生、亀野先生のご指導の下、手術や血管内治療に参加することができました。

急患で搬送される大学では診ることのない急性硬膜外血腫・慢性硬膜下血腫に対し、手術によって術前の症状が術後に劇的に改善する様子が大変印象に残りました。

週に一度の救急当直実習では研修医の先生の下で実習を行いました。夜間途切れることのない様々な症候のwalk-inや救急搬送に対し研修医の先生がfirst touchを行っていました。問診・身体診察・専門医へのコンサルト、さらには指導医・専門医からのフィードバックの一連の過程を学ぶことができました。小児から大人まで、重症から軽症まで疾患の偏りのない救急は研修にとって重要だと感じました。

最後になりましたがこのような充実した研修の機会をくださった院長先生、副院長先生、脳神経外科の先生方、優しい研修医の方々、竹村さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。