久留米大学5年生 竹中翔太さん(2016年8月9日~10日)

 今回、8月8日~11日(前泊、後泊を含む)の4日間の病院見学をさせていただきました。
 9日は産婦人科・周産期科の見学をさせていただきました。この日は朝から8件の手術が入っており、大変忙しい雰囲気の中、清潔になって近くで見学させていただき、研修医の先生や、指導医の先生方がわかりやすく説明していただいたので、全く退屈することなく過ごせました。また、実際に指導医の先生方が研修医の方に手技などを指導しているのも真近で見ることもできたので、自分の将来像も実感しやすかったです。
 夕方には研修医セミナーにも参加させていただきました。この日の内容は、小児に対する気管挿管の仕方を人形を使って実技するものでした。研修医の方々と一緒だったので最初は大変緊張しましたが、優しく教えていただき、とても有意義なセミナーでした。
 セミナー後は、当直の見学をさせていただきました。この日僕が見させていただいたのは、熱中症の方と糖尿病性ケトアシドーシスの方でした。わずかな情報の中でどのように研修医がアプローチしていくか、そしてファーストタッチが終わった後は上級医の先生と話し合いをしている姿を見ることができ、体制がとてもよくできていると感じました。また空き時間には器具の説明や県立延岡病院での研修を選んだ理由なども聞くことができました。
 10日は循環器内科の見学をさせていただきました。朝のカンファレンスから参加させていただき、この日はカテーテル検査、治療を清潔で入って先生の隣で見学させていただきました。1つ1つの手技に対して、簡潔かつ丁寧に説明していただいたので、見学しながらも大変勉強になりました。昼休みには院長、副院長と 話すことができ、全く延岡に縁もゆかりもない僕に対して、熱心に話をしていただき、これからの学生生活、医師になってからのモチベーションが非常に高まりました。
 全体を通して感じたのは医師、看護師、その他病院関係者の連携が大変しっかりしているということです。この度お忙しい中、見学のサポートをしていただいた事務部の竹村さんをはじめ、寺尾副院長や多くの先生方、研修医の先生方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。