福岡大学6年生 藤山陽さん(2017年3月15日)

県立延岡病院の実習を終えて

 3月15日に県立延岡病院の循環器内科で1日実習をさせていただきました。主に心臓カテーテル検査、PCIを見学し、自身の大学病院では経験することのなかったローターブレーダーを使った冠動脈治療や光干渉断層像(OCT)を利用し冠動脈を評価する検査方法を、1日という短い実習の中で経験することができ、さらに実習中に疑問に感じたことを山本先生、黒木先生に質問させていただき、多くのことを学ぶことができました。一昨年の夏に循環器内科で1日実習させていただきましたが、その際は冠動脈の精査でOCTを使用した検査は行っておらず、血管内超音波(IVUS)のみを使用していました。1年半ほどで、新たな検査方法や治療方法が生まれており、医学は日々発展しているということを今回の実習で改めて実感し、医師になってからも日夜進歩する医学を自ら学び、患者さんに最新の医療を提供できるようにしなければならないと感じた1日でした。

 今回、年度末いうお忙しいときに寺尾先生や小城看護部長をはじめ、山本先生、黒木先生、病院スタッフの方々には大変お世話になりました。研修は福岡で行いますが、将来は故郷である延岡に帰ってきて、延岡の医療に貢献したいと考えています。そのためにも、研修の2年間でしっかり力をつけ、1人の医師として患者さんにも、スタッフにも信頼される医師を目指し日々精進します。

 本当に有難うございました。