宮崎大学6年生 松元聡一郎さん(2017年4月3日~4月14日)

 クリニカルクラークシップ最初の2週間を県立延岡病院小児科で実習させていただきました。2週間にわたる大学病院外での実習は初めてで、また延岡市も初めて行くので不安もありました。その中で県立延岡病院の先生方や医療スタッフの方々は親切に様々なことを教えてくださり、大変充実した実習を送ることができました。
 小児科では吉田先生にご指導いただき、外来と病棟で実習しました。子どもは1人1人症状が異なり、大人のように主訴を聞き出すことが難しい中で、先生方の診察の仕方や接し方はとても勉強になりました。県立延岡病院では感染症などのcommonな疾患から先天性の疾患まで幅広く診療されているため、日々新たに学ぶことばかりでした。空き時間を使ってスライドを用いたレクチャーもしていただき、大変充実した実習となりました。
 実習中は当直体験を週1回させて頂きました。県立延岡病院は県北医療の中心であり、ウォークインから救急車まで様々な症例を経験することができました。また、小児科を回らせて頂いていたので、小児救急の見学もすることができ、とても充実した実習となりました。
 実習を終えて、クリニカルクラークシップでは5年生の時よりも、自分で考え、積極的にアプローチしていくことが重要であると感じました。県立延岡病院での2週間はその後の実習での姿勢を形作るものとなり、7月末の実習終了まで積極的な姿勢を保つことができました。研修医室や当直で、研修医の先生方ともたくさんお話しする機会があり、身近な先輩方からのアドバイスも大変貴重でした。
 最後になりましたが、柳邊院長、寺尾副院長、指導して下さった小児科の先生方をはじめとした多くの病院スタッフの方々、熱心な指導をして頂きありがとうございました。県立延岡病院で学び、経験したことを活かし、勉学に励んでいきたいです。