長崎大学5年生 川口涼大さん(2018年8月21日)

 この度はご多忙のところ、病院見学をさせていただき誠にありがとうございました。
今回は産婦人科、周産期科、救命救急センター当直を体験させてもらいました。
産婦人科の見学では、3種類の手術をガウンを着用して間近で見ることができました。ポリクリでは味わうことのできない、濃い体験をさせてもらい大満足です。また手術以外の時間は研修医の先生と行動を共にし、研修の話や生活の話を聞かせてもらう事ができました。こういった経験はポリクリでは中々できないものだと思います。
延岡病院は県北医療の最後の要としての役割を担っており、当直体験では一晩で計10台を超える数の救急車が搬送され、Common Disease から重症度の高い症例まで見学することができました。研修医が1人でファーストタッチや診察を行い、難しい手技や判断に迷うシーンでは先輩医師がアドバイスをする、という連携を間近で体験し、スキルを磨く場として非常に有用だと感じました。
今回の病院見学では、延岡病院臨床研修の特色である「縦連携」「横連携」を直に感じることができました。時に忙しく苦しくもある臨床研修では、先輩や同僚との繋がり、助け合いが不可欠です。延岡病院の豊富な症例・指導医を通して、この繋がりを大切に過ごす研修は非常に有意義なものになると思いました。
最後になりますが、今回の病院見学でお世話になった先生方、本当にありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いします。