臨床研修管理委員長 副院長(業務)土居 浩一

当院は宮崎県北部を中心とした医療人口は25万人の医療圏に位置し、県北地区唯一の高次医療施設です。ヘリや救急車による搬送数も年間3,182件(平成29年度実績)を超え、今後も増加することが見込まれている急性期病院であり、症例数の豊富さだけでなく、そのバリエーションも多彩であることが特徴です。

15年前に卒後臨床研修医制度が開始し、当初は宮崎大学と熊本大学の協力型プログラムとして研修医を受け入れていましたが、最近では当院基幹型プログラムや宮崎県立3病院をローテートするフェニックスプログラムに加え、済生会熊本病院のプログラムでも当院の研修が組み込まれており、異なるプログラム間で研修する研修医が交わることにより、切磋琢磨する研修教育環境にあります。

昼間はローテートする診療科で学び、夜間や休日の担当日は当直医として初期診療にあたり、内科系と外科系の上級医とともに症例ごとのdiscussionを行い、救急診療を充実させています。

さらに、毎月2回各診療科の講師による研修医に有用な内容のセミナーの実施や、例年10月から2月にかけて定期的に縫合実習をおこない、2月下旬にその成果を競う縫合コンテストも院内行事として開催されます。

また、年2回春と秋に病院主催の延岡病院学会が開催されます。研修医は各自の興味あるテーマをもとに、リラックスした環境で学会発表をおこないます。学術活動に対する不安や苦手意識を取り払うだけでなく、診療の中での新しい発見や診療の工夫、改善へつながればと思っているところです。

今後も充実した臨床研修が受けられるよう、研修評価システムの改善や高いアドバイス効果が得られる、満足度の高い臨床研修制度の構築を推進して、皆さんの期待に応えていきたいと思います。

臨床研修管理委員長 土居 浩一

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