「手技について」

 採血や点滴の向上に努めていただきたいと思っています。液漏れ、何度も針の指し直し、血管の探りなど、他の医療機関を比べて頻度が多いと思われ、患者の負担が感じられます。
 県北に必要な県立延岡病院です。今後の期待を込めてご意見を申し上げます。

 この度は貴重なご意見をありがとうございます。また、大変不快な思いをさせてしまったことをお詫び申し上げます。
今回いただいたご意見を外来スタッフ全員に周知し、今後どのように対応すべきかを一人ひとり考えました。
 手技に関しましては、当院では静脈注射に関する技術習得研修を行い職員の技術の向上に努めており、また、各自が手技の模擬練習を行う、他のスタッフから指導を受けるなど、自己学習に努めております。
 まずは患者さんの負担を念頭に置き、実施前の説明をしっかり行うとともに、実施に不安がある場合や患者さんの血管が細かったり、穿刺が難しいと判断した場合には、他の看護師の応援を呼び、交代して採血を行うよう周知いたしました。
 これからも当院での採血を安心して受けていただけるような声掛けや対応に努めて参りたいと思います。今回のご意見をいただき、私たち看護師は改めて病気や治療に不安を抱えている中、検査や治療を受けている患者さんの立場になって、「自分だったらだどうか、苦痛を軽減していくにはどうしたらよいか」と考える機会をいただくことができました。