新救命救急センターが完成しました

 昨年から当院の南側敷地内に建設工事を進めてた新救命救急センターが完成し、平成25年3月20日に河野宮崎県知事や首藤延岡市長等約50名が出席して竣工式が行われました。 

27-02-30テープカット.jpg  当日は1回正面玄関において行われたテープカットの後に、竹智救命救急センター長による施設の案内がありました。午後には県の防災ヘリコプター「あおぞら」が離着陸のために飛来し、病院スタッフとともに実際の患者搬送を想定した手順の確認を行いました。

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屋上にヘリポートを備え、これまで以上に迅速な救急対応が可能となります。 

                                                                                           

  

              

« 室内の様子 »

     
27-03-20処置室.jpg        27-03-30ナースステーション.jpg      

広く機能的な処置室                     

     モニターでセンター内の情報を確認
27-04-20CT室.jpg     27-04-30X線撮影室.jpg                      
 CT室      X線投影室

                

                                                                    

                                                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                                           

                                                                                                     

 

 

 

 

 

 

                                                                                           

三月中旬に県立延岡病院に二日間の日程(前日の宿泊付き)で見学に伺いました。昼間は内科、夜中は救急見学をお願いしました。昨年夏の病院見学バスツアーを含めて二度目の見学だったので、病院の雰囲気に馴染みやすかったです。
 
初日は循環器内科の見学でした。朝のICU/HCUカンファレンスの後、研修医に付いて病棟での電子カルテ作業、回診、ICU/HCUでの患者さんのケア、心臓カテーテル検査などの見学を行いました。病棟で忙しそうに電子カルテ作業や患者さんのケアをこなす研修医の姿を見学し、一年あまり後には同じ仕事を行うのかと考えると身が引き締まる思いでした。病棟での作業の合間に回診や患者さんの病気に関する説明をしてくれました。午後は心臓カテーテル検査を見学し、また予想外に早く終了したこともあり、婦人科の手術の見学も出来ました。
 
日中の見学終了後は、夕方から救急当直を体験しました。重症から軽症の症例まで様々な7件の救急患者来院があり、忙しい救急現場の縮図を味わったような一晩でした。
いつ、またどのような病状で来院するのか分からない救急患者に正確に初期対応をする研修医の姿が印象的で、幅広い医学知識が必要なのだと再認識させられました。
 
二日目はICU/HCUカンファレンスに続いて、内科の病棟回診、病棟患者さんの病気に関する説明・講義、人工透析見学、病院設備見学、気管支鏡検査見学などがありました。内科部長が中心になって、回診や検査を的確にこなしていきながら、説明・講義を丁寧に行ってくれました。
 
他にも昼間に急に入った珍しい症例の救急患者の処置見学や研修医の方々と話をする機会にも恵まれました。あっという間の2日間でしたが、極めて有意義でした。自分自身
が現場に立つ姿を想像しながら、よりモチベーションを高めて残りの学生生活を送ろうと考えています。

  私は2月27日から28日正午までという形で今回、県立延岡病院を見学させていただきました。
 
1日目は、循環器内科でカテーテル治療を見学させていただきました。分からないことも多かったのですが、研修医の先生が丁寧に教えてくださったので理解しながら見ることができました。また、急変した患者さんに対する処置、対応の素早さに驚きました。循環器内科で使う、様々な器具、検査なども近くでよく見させていただき、とても勉強になりました。

 夕方からは当直に入られる研修医の先生に付いて当直の見学をさせていただきました。当直には研修医の先生と、内科、外科の先生が一人ずつ入られていて、患者さんが来た際、まず研修医が所見を取り、話を聞いてから、上級医の先生に相談をして、検査、治療を決めるという流れで見られていました。私が見学させていただいた日は、原因が一目ではっきり分からない患者さんがいらっしゃったのですが、様々な科の先生方が見に来てくださり、研修医の先生も一緒に考えるという体制がとられていて、これだと研修医も不安なく、また勉強にもなる環境だなと感じました。

 2日目は、麻酔科・救急科を回ってる研修医の先生に付かせていただきました。麻酔科で研修している間に、救急の患者さんが来た際は、救急の患者さんを診る、という形で密度の高い研修ができるということでした。救急では、縫合、挿管など様々な手技を研修医の先生がされていました。人形を使って、挿管の練習をさせていただき、コツなども教えていただき、とても勉強になりました。
 
全体を通して、様々な科の先生方のお話を聞くことができ、また、研修医の先生にずっと付かせていただいたので、研修医の仕事をのぞくこともでき、とても有意義な見学でした。

  最後になりますが、実際にご指導頂いた先生方、見学のためにご尽力いただいた寺尾先生をはじめとするスタッフの方々には大変お世話になりました。誠にありがとうございました。