高知大学4年生 矢原怜佳さん(2015年8月17日~19日)

病院見学を終えて

私は8月17日~19日の2泊3日、救急救命センター、麻酔科、産婦人科を見学させて頂きました。
初めての病院見学なうえ、まだ医学の知識が浅いため緊張でいっぱいな中迎えた病院見学でした。

1日目は救急救命センターの見学で、ベットの上に患者さんが絶えることがなくこんなにも県北に患者さんがいたのかと驚くとともに、1人1人の患者さんに対してテキパキと対応している先生の姿に感銘を受けました。

2日目は麻酔科で、実際に手術室の中で沢山の手術の様子を見ました。今まで講義の中のスライドや教科書でしか見たことのないものを実際に見ることが出来てとても印象に残りました。

3日目は産婦人科で、間近で分娩や帝王切開、内診などここには書き切れないほど沢山の見学、体験をさせて頂きました。また学生に親身になって色々とポイントを教えて下さり、とても分かりやすかったです。

最後となりましたが、お忙しい中病院見学を受け入れて下さりありがとうございました。沢山の先生方にお世話になりました。
どの科でも丁寧に説明して頂き、改めてもっと医学を勉強したい、ここにいる先生方のように働きたいなと思える3日間でした。
今回経験したこと、感じたことを生かして勉学に励んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。

8月17日から19日の二泊三日、当直体験、産婦人科、循環内科を見学させていただきました。

当直体験では、高齢の方から小児まで、腎不全や喘息、外傷など様々な分野の患者さんが次々と搬送される中、研修医の先生が専門の先生と対応されているのをみて、延岡病院が県北の医療を支えているという現実を目にすることができました。

産婦人科見学では、まだ病院実習が始まってないため、手術室の入り方や手洗いの仕方などわからなかったのですが、丁寧に教えていただきました。授業で習ったばっかりだった帝王切開をすぐ近くで見ることができ、来年からの病院実習がより楽しみになりました。

循環内科では、心臓カテーテルを見学しました。延岡病院では心臓カテーテルの件数が多いと聞いていたのですが、本当に次々に患者さんが搬送されていて、驚きました。

この二泊三日、研修医の先生をはじめとして、多くのスタッフの方に、目の前で行われている処置が何をしてるのか説明してもらったりして、本当に分かりやすかったです。四年生での病院見学と、少し早めだったので、周囲の会話についていけるか不安でしたが、思いきって延岡病院の見学に申し込んでよかったです。

研修医の先生方を初め、多くのスタッフのみなさんのおかげで、非常に有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

1か月という短い期間でしたが、医療に関わる様々な職種を実際に体験できたことは、私の今後の医者人生に大きな影響を与えてくれたように思います。今まで当たり前だと思っていたことも、色々な人の関わりがあって成り立っていることも今更ですが気づかされました。
例えば、救急では病院まで安全に運んでくれる救急隊がいて初めて、医師が診療にあたることができているといった様なことです。
また今後の自分の進路も含め、医療の向かう方向性について考える良い機会にもなりました。

他にも当直では一人で初期対応し、看護師に指示を出し、治療方針も自分で考えるといった経験をし、一つ一つの症例、患者に対し今まで以上に責任を感じ、真摯に向き合うようになりました。
熊大病院に戻ってからも、その経験を生かし、自分で考え指示を出すように努めており、大変ですが少しずつ楽しくなってきています。

7月は梅雨の時期で、雨で延岡の海に行ったりや観光したりはほとんど出来ませんでしたが、延岡で知り合った研修医と延岡名物を食べに行ったり、飲み歩いたり、先生方とBBQさせて頂いたりと、本当に楽しく素敵な思い出が沢山出来ました。本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

今回、当直を含め8月5日と8月6日の2日間の見学実習をさせていただきました。まず、病院に入り感じたことは病院の雰囲気の良さです。医師、看護師、薬剤師、その他の病院関係者がすれ違う際に必ず「おはようございます」、「お疲れ様です」といったあいさつがあります。こういったあいさつは私が実習する大学病院ではあまりなく、大変気持ちがよく、1日がんばろうという気持ちになりました。

8月5日は循環器内科の見学をさせていただきました。見学内容としてはカンファレンスへの参加、カテーテル検査の見学、カテーテル後の回診でした。学校の病院実習で、まだ循環器内科を回っていないためカテーテル検査がどのようなものなのかもわからなかったのですが、黒木先生をはじめ、研修医の甲斐先生が丁寧に説明してくださり、私の稚拙な質問に対しても丁寧に教えてくださいました。心電図が苦手ということを黒木先生にお伝えすると、お忙しいにもかかわらず、私がわからない国試の心電図の疑問点をすべて解決していただきました。今回の循環器の実習で、心臓のおもしろさを感じることができました。また、循環器内科の谷川師長さんは本当に優しく、緊迫感のある科にも関わらず、笑顔があり雰囲気のよい病棟でした。

当直では、脳出血を2例見学させていただきました。救急できた患者さんに対し、先生方がどのように声掛けをし、どのような診察をするのか見学し、いかに時間をかけず患者さんの状態を把握することが大切であるかを実感しました。

8月6日は脳神経外科の見学をさせていただきました。見学の内容としては、脳動脈瘤クリッピング術と三叉神経痛に対する除圧術でした。手術では、ガウンを着せていただき、先生方が行う手術を目の前で見学し、手技の早さ、正確さに感銘を受けました。

このたび、お忙しい中、見学実習の機会を設けていただき本当にありがとうございました。大学病院では味わうことのできない病院の雰囲気を感じることができました。私は延岡出身ということもあり、いずれは延岡に帰ってきて県立延岡病院で働きたいと思っています。今回の実習を通し、県病院で働きたいという思いがより一層強くなりました。

寺尾先生をはじめ、多くの先生方にお世話になりました。本当にありがとうございました。また実習させていただく際には、よろしくお願いいたします。

私はクリニカルクラークシップで2週間、脳神経外科で実習させていただきました。

県立延岡病院は県北の中核病院として多くの症例が集まります。

脳神経外科では救急疾患である頭部外傷・脳血管障害に迅速に対応し、一般的には大学病院に症例が集まる脳腫瘍においても多くの手術を行っていました。

実習では戸高先生、西川先生、亀野先生のご指導の下、手術や血管内治療に参加することができました。

急患で搬送される大学では診ることのない急性硬膜外血腫・慢性硬膜下血腫に対し、手術によって術前の症状が術後に劇的に改善する様子が大変印象に残りました。

週に一度の救急当直実習では研修医の先生の下で実習を行いました。夜間途切れることのない様々な症候のwalk-inや救急搬送に対し研修医の先生がfirst touchを行っていました。問診・身体診察・専門医へのコンサルト、さらには指導医・専門医からのフィードバックの一連の過程を学ぶことができました。小児から大人まで、重症から軽症まで疾患の偏りのない救急は研修にとって重要だと感じました。

最後になりましたがこのような充実した研修の機会をくださった院長先生、副院長先生、脳神経外科の先生方、優しい研修医の方々、竹村さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。