【研修医】医学生向けイベント(東京・熊本)に出展します!

県立延岡病院は下記の医学生向けイベントに出展します!
詳細はイベント名をクリックしてください。いずれのイベントにも指導医・研修医が参加しますので、生の声を聞きたい方はぜひお越しください!

マイナビレジデントフェスティバル熊本2025

日時

5月31日(土)12時~16時

会場

熊本城ホール

民間医局レジナビフェア2025 東京 ~臨床・専門研修プログラム~

日時

6月29日(日)11時~17時

会場

東京ビッグサイト

なお、5月18日(日)に開催された「レジナビフェア福岡2025」には、
11の大学から29名の学生さんにブースを訪問いただきました。
訪問してくださった皆様、本当にありがとうございました!

当院では随時、病院見学を受け入れています。ご興味のある方は下記にご連絡ください。
事務部経営企画担当 中島(なかしま)
電話:0982-32-6625 メール:nakashima-kotaro@pref.miyazaki.lg.jp

 当院は、5年に一度の「病院機能評価」を受審し、このほど無事更新され、5回目の認定証をいただくことができました。

 全国で約2100の病院が受審している病院機能評価は、公益財団法人日本医療機能評価機構が第三者の視点から、審査を受ける病院の組織体制、運営管理実態や提供している医療の質について評価をおこないます。病院の課題点を明らかにし、業務の見直しや改善、サービスの充実や質の向上を促すことにより、患者さんがより安全・安心な医療を受けることにつながるものとされています。

 今年3月に審査の最終結果が届き、当院は「主として二次医療圏等の比較的広い地域において急性期医療を中心に地域医療を支える基幹的病院」としての認定が更新されたこととなります。

 今回の結果は一部門だけの努力で得られたものではなく、診療、看護、事務部門のそれぞれが強みを活かしコミュニケーションを図りながら、より良い医療の提供を目指してきた結果であると感じています。

 合格という評価を得ることができましたが、これに満足することなく、今後も引き続き県北地域の基幹的病院として地域に根ざし、より一層質の高い医療の提供に尽力してまいります。

 

【初期研修スタート!】医師1年目、坂本康平の“リアル”な4月レポート

 

はじめまして。
 今年4月から県立延岡病院で初期研修をスタートした坂本康平と申します。
 医師国家試験を終えてからというもの、ゲーム・テレビ・趣味にどっぷり浸かっていた、あののんびりした日々がすでに懐かしいです。

そんな“ゆるふわ期間”が終わり、いよいよ医師としての第一歩を踏み出しました。最初は正直、不安だらけ。「自分に本当にできるのか?」「患者さんに安全な医療を提供できるのか?」と悩むこともありました。

でも、いざ始まってみると——
 2年目の先輩方、同期、事務スタッフ、そして各科の先生方のあたたかいサポートのおかげで、不安を感じる暇もないくらい、充実したスタートを切れました。

 

初月は“腎臓内科”から。基本を学ぶには最高のスタート!

僕の4月は腎臓内科からスタート。

1日の流れはこんな感じです:

  • 朝の集合
  • 回診や手技の実施
  • 患者さんへの説明
  • 透析室での情報収集
  • レクチャー
  • 実際にカルテ記載しながらの診療

入職直後ということもあり、基礎から丁寧に学べる腎臓内科は、研修の入り口としてとても良い選択だったと感じています。
 そして、何より印象的だったのは、先生方や看護師さんたちの“優しさ”。おかげでプレッシャーなく、毎日安心して研修に臨めました。

延岡病院の魅力①:実践的で不安ゼロの“当直”

当直についても、最初からひとりではありません。
 まずは2年目の先生と一緒に入って、オーダーの出し方やバイタル評価(ABCD)などをじっくり学びます。

2〜3回の当直を経て、一人立ち。といっても、上級医の先生のフィードバックやサポートがしっかりしていて、不安なく任せてもらえます。
 平均で救急車は5〜8台。過酷すぎず、緊張感を持ちながらも落ち着いて対応できる“ちょうどいい”経験が積める環境です。

しかも空き時間には、心カテや内視鏡の見学も可能!
 本当に「学びが止まらない」当直です。

延岡病院の魅力②:お昼のレクチャーが“神”

月・水・金のお昼には、総合診療科の松田先生によるレクチャーが!
 実際の救急症例を使って、心電図の読み方や抗菌薬の使い方、画像所見の見方など、実践的でわかりやすい内容が盛りだくさん。

お昼ごはんを食べながら参加できるので、気負わず楽しく学べるのが魅力です。
 さらに月2回、各診療科によるレクチャーも開催され、4月は救急科と呼吸器内科の講義がありました。実臨床にすぐに活かせる内容で、これもまた“勉強になる”の一言!

実際どうなの?気になる“人間関係”

医学生の皆さんが気になるのは、やっぱり「雰囲気」や「人間関係」ではないでしょうか?

  • 看護師さんと仲良くできる?
  • 先生方は優しい?
  • 実習のときだけ親切だったってことない?

先生方・看護師さんは優しく、でもしっかりと教えてくださいますし、2年目の先輩や事務の方々も本当に温かく接してくれます。見学のときの印象そのままの職場で、「ここを選んで良かった」と心から思っています。

おまけ:休日の楽しみと、うれしいごはん

ちなみに、同期と一緒に宮崎名物・チキン南蛮を食べに行ってきました!
 研修医生活は忙しいけれど、こういう小さな楽しみが、エネルギーになります。

延岡にはチキン南蛮・辛麺・新鮮な魚介、宮崎牛など色々おいしい食べ物があります!

最後に:ぜひ見学に来てください!

まだまだ始まったばかりの初期研修生活ですが、今のところ毎日が新鮮で、学びにあふれていて、本当に楽しいです。
 この記事が、進路に悩む医学生や研修病院を探している方の参考になれば嬉しいです。

ぜひ、病院見学レジナビなどで、延岡病院を体験してみてくださいね!
 きっと「ここで学びたい」と思えるはずです。

📸 最後に、同期と食べに行ったチキン南蛮の写真をどうぞ!
 それでは、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

 

 今月担当いたします研修医1年目の本田です。

 さて、4月に県立延岡病院で初期臨床研修をスタートしてから約1か月経ちました。医学生の方で当ブログを見られている方は、少なからず初期臨床研修先として当院を考えられていることと思います。今回の内容では1ヶ月間勤務してみてどうだったかという事を書いてみようと思います。

 私は関東出身で大学も海外の大学を卒業したため、初めて延岡市に来たのが入職前の3月中旬でした。もちろん大学でのクリクラ等で来院したこともありませんでした。ですので、純粋に1ヶ月間過ごしてみて、どのように感じたかありのままに記載します。

 まず最初に当院を選んだ理由は、サーフィンでした。延岡は海が近く、出勤前もしくは退勤後にサーフィンができます。好きなことが仕事の日もできるのはそれだけでQOLが上がります。日向エリアは全国の中でもトップレベルに波がいいので、年間サーフィン可能日数もかなり多いと思います。買い物や遊びに関しては宮崎市や熊本市になると思いますが、アクセスが多少悪いのは否めません。ですが裏を返せばそれだけ選択肢があります。大分も宮崎も熊本も少し遠いですが、足を伸ばすことができます。

 次に研修内容についてです。4月は呼吸器内科でお世話になりました。まず4月に関しては院内のどこに何があるかを把握することから始まり、カルテの操作方法やオーダーの出し方、入退院に関する指示や紹介状作成など、前半はどちらかというと事務的な内容を覚えることがメインとなりました。受け持ち患者さんは最大で同時に2人程度でしたので、一つ一つのタスクを確実にこなせ、業務になれることができました。4月から救急科や総合診療科をまわっている同期は非常に忙しい中で業務を覚えていかないといけないような様子でしたので、私としては指導医の先生方にご丁寧にご指導いただけて非常にありがたかったです。

 またそれと同時に手技の機会も多くいただけました。局部麻酔から始まり、動脈ガス採血、胸腔穿刺、そして指導医の先生の監督下の元ではありますが胸腔ドレナージを一人で最初から最後までおこないました。胸腔ドレナージは局部麻酔、メスでの皮膚切開、創部の縫合など侵襲度の高い手技です。ここで大きく学生のクリクラとは全く違うことを実感しました。それと同時に医師免許を取得できたことに喜びを感じられました。研修の数が多くいる病院ですとなかなか手技のチャンスが回ってこないと聞いたことがあるので、この点は指導医の先生方も積極的に機会を与えてくださり、大変充実しています。今月は消化器内科を回らせていただいていますが、月末までに内視鏡に少しでも慣れることができるように毎日研鑽しています。

 教育に関しましても、先生方は皆熱心だと感じます。質問にも丁寧に答えてくださるのはもちろんのこと、カルテや紹介状などの書類の推敲も時間を割いてくださいます。一方、研修医全体で行うレクチャーなども定期的に開催されます。このレクチャーは割と和気藹々としたムードでおこなわれることが多く、楽しみながら実務に使える知識を習得することできます。

 こちらに書いたことは一例に過ぎませんが、総合して県立延岡病院で研修できてよかったと思っています。興味を持たれた方は一度見学されることをおすすめします。

 

 このたびは研修を受け入れていただきありがとうございました。大変充実した4週間を送ることができました。

 私は宮崎大学出身で現在は熊本県で初期研修を送っています。この度、産婦人科研修のため延岡に帰って参りました。産婦人科のスタッフの皆様には大変お世話になりまして、多くの診察や手技を経験させていただきました。また、大学の同期とも再会したり、やる気に満ち溢れた1年目の子達とも接することができ、とてもいい刺激をいただきました。。今後はまた熊本に戻っての研修となりますが延岡で学ばせていただいたことをこれからの診療に活かしていく所存です。