診療実績

循環器内科 令和5年度実績

 

循環器内科年間入院患者数・平均在院日数

  2020年
2021年
2022年
2023年  2024年 
年間入院患者数 1,138 1,028 1,131 1,038 1,153
医師数 7 8 7 7 7
 医師一人当り年間受け持ち患者数
(全国平均)
162 147 141 148 165
医師一人当り年間受け持ち患者数
(全国平均を1とする)(倍)
1.37 1.24 1.18 1.24 1.39
平均在院日数 8.1 8.3 7.9 8.7 8.8

 

急性心筋梗塞患者および急性心不全

熊本県の全県調査によると人口約180万人に対し、年間約1,000人が急性心筋梗塞に罹患すると報告されている。
宮崎県は人口約110万人(2015年)であり、年間約611人の患者の発症が見込まれる。当院の医療圏は約26万人(県全体の23.6%)であり、年間145人の急性心筋梗塞患者発症が見込まれるが、2015年の急性心筋梗塞患者数は144人であった。
宮崎県北部医療圏では、24時間対応可能な心臓カテーテル検査室は当院のみであり(図1)、宮崎県で発生する急性心筋梗塞患者の約25%(県北地区のほぼ100%)が当院に搬送されている。急性心筋梗塞患者全体の死亡率は12%前後(来院時心肺停止例を含む)、緊急PCIを施行できた患者の死亡率は6%前後となっている。

地図
  2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
急性心筋梗塞患者数 157 147 141 151 155
急性心筋梗塞に対する
緊急PCI総件数
141 130 119 137 142
Door to balloon 時間(分) 71 63 69 72 66
心不全入院患者数  215  214  215 222 224
循環器疾患入院中死亡数 72(6.3%) 62(6.0%) 69(6.1%) 70(6.7%) 54(4.7%)
急性心筋梗塞入院中死亡数 21(13.4%) 15(10.2%) 15(10.6%) 17(11.3%) 19(12.3%)
心不全入院中死亡数 21(9.8%) 17(7.9%)  29(13.5%) 20(9.0%) 14(6.3%)

 

カテーテル検査・治療

2012年に発表されたEXAMINATION試験とCOMFORTABLE-AMI試験の結果を受け、2013年からは従来の金属ステント(BMS)から、再狭窄の少ない薬剤溶出性ステント(DES)が急性心筋梗塞(AMI)患者にも留置されるようになり、DES留置件数が増加している。

  2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
冠動脈造影検査件数(PCIは含めない) 413 295 442 300 339
左心室造影件数 45 15 41 28 16
血管内超音波検査件数 374 324 281 329 314
総カテーテル治療数 483 357 409 392 419
PCI数 480 357 405 389 405
緊急PCI総件数(死亡率%) 162(8.6%) 147(4.9%) 143(4.8%) 156(6.4%) 155(8.4%)
AMI患者に対する緊急PCI(死亡率%) 141(9.9%) 130(5.4%) 119(5.9%) 137(6.6%) 142(9.2%)
待機的PCI総件数(死亡率%)  318(0%)  210(0.4%)  262(1.0%) 233(0.4%) 250(0.4%)
POBA件数 55 14 36 40 47
BMS留置件数 1 0 0 0 0
DES留置件数 422 291 340 334 333
ロータブレータ件数 54 37 53 40 39
下大静脈フィルター挿入 3 0 4 3 2

総カテーテル治療は、心臓カテーテル治療(PCI)の他、下大静脈フィルター留置術、腎動脈ステント留置術、および、末梢血管の経皮的血管形成術(PTA)を含んだ数。2015年からPTA数に関して統計上、血液透析患者のシャントPTAを含まない数となっております。

「手術数でわかるいい病院2018」(週刊朝日MOOK 朝日新聞出版・)地方別ランキングに循環器内科が掲載されました。心臓カテーテル治療 九州内8位。

 

植え込み型デバイス治療件数

  2023年 2024年
PM 新規 52 24
PM 交換 30 27
リードレスPM 44 59
ICD 新規 6 5
ICD 交換 6 10
CRT-P 新規 1 5
CRT-P 交換 1 1
CRT-D 新規 0 5
CRT-D 交換 4 3
S-ICD 0 0
植え込み型心電計 12 12
合計 156 151

PM:ペースメーカ、ICD:植え込み型除細動器、CRT-P:両心室ペーシング、CRT-D:除細動付き両心室ペーシング

 

心エコー

年間5000件弱の経胸壁心エコーを行っております。年々重要性が増しており、2015年に超音波検査センターが新たに設置されました。

  2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
経胸壁心エコー検査数 4,933 5,042 5,160 4,869 6,262
経食道心エコー検査数 31 54 33 57 42

 

カテーテルアブレーション件数

()は再発症例に対する治療件数

不整脈疾患名 2023年 2024年
WPW症候群 1 1
房室回帰性頻拍 1 0
房室結節リエントリー性頻拍 1 10(1)
心房頻拍 5 4(2)
心房粗動(通常型) 3 5
心房粗動(非通常型) 0 3(1)
発作性心房細動 19 53(6)
持続性/長期持続性心房細動 23 44(4)
心室性期外収縮 1 4
心室頻拍/心室細動 1 1
合計 55 125