診療実績
診療実績
循環器内科年間入院患者数・平均在院日数
| 2015年 |
2016年 |
2017年 |
2018年 |
||
|---|---|---|---|---|---|
| 年間入院患者数 | 1,157 | 1,259 | 1,277 | 1,333 | |
| 医師数 | 5 | 5 | 6 | 5 | |
| 医師一人当り年間受け持ち患者数 （全国平均） |
231 （118.8） |
251 | 224 | 262 | |
| 医師一人当り年間受け持ち患者数 （全国平均を1とする）（倍） |
1.94 | 2.11 | 1.89 | 2.20 | |
| 平均在院日数 | 9.4 | 10 | 8.2 | 7.6 |
急性心筋梗塞患者および急性心不全
熊本県の全県調査によると人口約180万人に対し、年間約1,000人が急性心筋梗塞に罹患すると報告されている。
宮崎県は人口約110万人（2015年）であり、年間約611人の患者の発症が見込まれる。当院の医療圏は約26万人（県全体の23.6%）であり、年間145人の急性心筋梗塞患者発症が見込まれるが、2015年の急性心筋梗塞患者数は144人であった。
宮崎県北部医療圏では、24時間対応可能な心臓カテーテル検査室は当院のみであり（図１）、宮崎県で発生する急性心筋梗塞患者の約25%（県北地区のほぼ100%）が当院に搬送されている。急性心筋梗塞患者全体の死亡率は12％前後（来院時心肺停止例を含む）、緊急PCIを施行できた患者の死亡率は6％前後となっている。
| 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ２ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 急性心筋梗塞患者数 | 144 | 130 | 124 | 139 | |
| 急性心筋梗塞に対する 緊急PCI総件数 |
130 | 117 | 98 | 132 | |
| Door to balloon 時間（分） | 84 | 84 | 90 | 88 | |
| 心不全入院患者数 | 312 | 396 | 446 | 229 | |
| 循環器疾患入院中死亡数 | 57(4.9%) | 90(7.1%) | 71(5.6%) | 88(6.6%) | |
| 急性心筋梗塞入院中死亡数 | 18(12.5%) | 19(14.6%) | 14(11.3%) | 33(23.7%) | |
| 心不全入院中死亡数 | 20(6.4%) | 27(6.8%) | 24(5.4%) | 21(9.2%) |
カテーテル検査・治療
2012年に発表されたEXAMINATION試験とCOMFORTABLE-AMI試験の結果を受け、2013年からは従来の金属ステント（BMS）から、再狭窄の少ない薬剤溶出性ステント（DES）が急性心筋梗塞（AMI）患者にも留置されるようになり、DES留置件数が増加している。
| 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 冠動脈造影検査件数（PCIは含めない） | 538 | 531 | 595 | 572 | |
| 左心室造影件数 | 75 | 176 | 146 | 103 | |
| 血管内超音波検査件数 | 407 | 431 | 379 | 437 | |
| 総力カテーテル治療数 | 456 | 526 | 491 | 558 | |
| PCI数 | 407 | 474 | 457 | 513 | |
| 緊急PCI総件数（死亡率%） | 153(3.8%) | 148(2.7%) | 129(1.6%) | 178(5.6%) | |
| AMI患者に対する緊急PCI（死亡率%） | 130(6.2%) | 117(1.7%) | 98(2.0%) | 132(7.6%) | |
| 待機的PCI総件数（死亡率%） | 254(0%) | 326(0%) | 328(0%) | 335(0%) | |
| POBA件数 | 32 | 36 | 48 | 75 | |
| BMS留置件数 | 24 | 9 | 1 | 0 | |
| DES留置件数 | 347 | 423 | 394 | 417 | |
| ロータブレータ件数 | 9 | 21 | 31 | 12 | |
| 下大静脈フィルター挿入 | 15 | 6 | 5 | 4 |
総カテーテル治療は、心臓カテーテル治療（PCI）の他、下大静脈フィルター留置術、腎動脈ステント留置術、および、末梢血管の経皮的血管形成術（PTA）を含んだ数。2015年からPTA数に関して統計上、血液透析患者のシャントPTAを含まない数となっております。
「手術数でわかるいい病院2018」（週刊朝日MOOK 朝日新聞出版・）地方別ランキングに循環器内科が掲載されました。心臓カテーテル治療 九州内8位。
ペースメーカー治療
例年80件前後の新規植込み件数で、件数自体は横ばいですが、電池寿命などのチェックのための半年に一回の外来チェックを行う件数は年々増加しているため、2016年より遠隔モニタリングも開始しております。
| 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| ペースメーカ植込み件数（新規） | 46 | 80 | 65 | 82 | |
| ペースメーカ植込み件数（交換） | 11 | 19 | 18 | 15 | |
| ICD植込み件数（新規） | 3 | 6 | 9 | 8 | |
| ICD植込み件数（交換） | 5 | 5 | 3 | 3 | |
| CRT件数 | 0 | 3 | 3 | 3 | |
| CRTD件数 | 7 | 4 | 4 | 5 |
心エコー
年間5000件弱の経胸壁心エコーを行っております。年々重要性が増しており、2015年に超音波検査センターが新たに設置されました。
| 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 経胸壁心エコー検査数 | 4,796 | 4,840 | 4,653 | 4,810 | |
| 経食道心エコー検査数 | 10 | 16 | 21 | 29 |