中央滅菌室
あまり聞きなれない部署かもしれませんが、病院内で使用される医療器具・器材全般を対象に洗浄・消毒・滅菌を行い提供する部署です。責任者(看護師)と19名の委託職員(内滅菌技師2名)が働いています。エビデンスに基づいた、安全で確実な器材の提供ができるよう、ガイドラインにそった業務の遂行につとめています。感染予防や安全な処置・手術のために業務の見直しも行っています。
★洗浄とは
使用に適するまで汚染を除去すること
★消毒とは
対象器材を処理し生存微生物を減らすために用いられる処置法
★滅菌とは
物質からすべての微生物を殺滅または除去する状態を実現するための作用・操作
当院では器材の性質により高圧蒸気滅菌、酸化エチレンガス滅菌、過酸化水素滅菌、ホルムアルデヒド滅菌の4種類の滅菌法を使い分けて滅菌を行い器材提供しています